バトルブログ第13回:マルチプレイヤーマップ公開ーパリの市街地からテヘラン郊外まで
dmcdonagh
2011-11-08

『バトルフィールド 3』が提供する9つのマルチプレイヤーマップ。建物が密集する市街地での戦いから広大な土地での本格的な車両戦まで、あらゆるスタイルのゲームプレイが楽しめます。今回のブログは、DICEのデザイナーが語る 『バトルフィールド 3』マルチプレイヤーマップのデザインコンセプトです。
オペレーション・ファイヤーストーム


タイトル:油田
対応ゲームモード:全て
概要:砂漠での全面戦争
背景: 米国とロシアが、イラン最大の石油資源の支配に向け、大規模な攻撃を開始した。この地域の制圧は、石油業界全体と主要な施設の完璧な支配を意味する。
デザインの視点:最大規模で車両戦にふさわしいマップ、オペレーション・ファイヤーストームは、『バトルフィールド』の伝統的なゲームプレイを極限の域にまで高めたものです。 パズルを解く要領で上手く空間を埋めていけば、オペレーション・ファイヤーストームのプレイエリアには『バトルフィールド:バッドカンパニー 2』最大規模のマップであるアトカマ砂漠を3つも配置できます。この広大な砂漠のマップ上では、炎上する油田が反対側の快晴の空と見事なコントラストを描いています。エリアに点在する建設現場は、高所で歩兵が身を潜め車両を発見して、迫撃砲やRPGで攻撃する絶好の場所になるでしょう。
オペレーション・メトロ


タイトル:メトロ
対応ゲームモード:全て
概要:歩兵を中心とした地下鉄での戦闘
背景:パリ中心部の金融街の確保を目指し米軍が侵攻。大規模な戦闘が予想される。シャルドネパークに設置されたロシア軍対空砲台が最初の標的となる可能性
デザインの視点:オペレーション・メトロはE3で紹介され、オープンベータでも採用されていることから、ご存知の方も多いでしょう。このマップには、私達がプレイヤーに体験させたいものが完璧に反映されています。Rushでは、ほぼ3つのマップが一つに凝縮されていますー場面は緑豊かな公園から始まり、被爆した地下鉄のトンネル部分を抜けて、建物が密集するパリ証券取引所付近の市街地での決戦へと進みます。 このマップでは頻繁にクラスを調整し様々な状況に対応することが求められます。
テヘラン・ハイウェイ


タイトル:ハイウェイ
対応ゲームモード:全て
概要:市街地の狭い道路を舞台とした歩兵戦
背景:テヘラン近郊で展開されるアクセスルートの支配を賭けた戦い。米軍は夜の闇に紛れて丘陵部から侵攻し、一方のロシア軍は市街地の主要な入口部に沿って防御態勢を固める。
デザインの視点:このマップのインスピレーションとなったのは、テヘランの夜景を捉えた写真でした。その景観は基本的にそのままそっくりゲームの中に取り込まれています。舞台が始まるのは都市部を取り囲む丘陵地帯。ここから都市への侵攻が図られます。 ロケットが夜空に閃光を放つ独特の雰囲気をもつテヘランの夜のマップは、車両戦と歩兵戦の絶妙なバランスを実現しています。舞台は縦に長く展開されますが車両が十分に活躍できる広さも確保されています。しかし最後は歩兵戦が中心となるタイトな市街地で決戦を迎えます。
ダマバンド山


タイトル:ダマバンド山
対応ゲームモード:全て
概要:冬山での戦闘
背景:主要レーダー施設が設置されたダマバンド山地域、険しい山岳地帯が米軍とロシア軍の勝敗を分ける鍵となる。
デザインの視点:ベースジャンプのコードネームを持つダマバンド山は、ベースジャンプ(高所からの降下)体験を味わってもらうことを念頭に設計され、『バトルフィールド』マップ史上最大の高低差を特徴としています。RushやSquad Rushの攻撃側は、鉱山施設を眼下に抱く高い山の尾根からスタートします。谷間に至る唯一の方法は何らかの手段で500メートルの降下を果たすこと。攻撃側がマップ上を進行すると、車両戦が激しくなります。また、マップの底辺には、山肌を掘抜いた巨大なトンネルが口を開けており、スタート地点を見上げると凄まじいまでの絶景が広がります。
