バトルブログ第2回: クラスについて
voctavia
2011-10-06

新連載のバトルブログ第2回目にようこそ!今回の連載では、『バトルフィールド 3』発売まで、皆さんに過去最大のシューターゲームのあらゆる情報をお届けします。第2回目の今回は、シニアマルチプレイヤーデザイナー Alan Kertz氏を招き、マルチプレイヤーのクラスについて語っていただきました。
私達は、DICEの名を広め、『バトルフィールド』シリーズで愛されて来たチームプレイの機能性を非常に誇りに思っています。『バトルフィールド 3』でもこのアプローチは、新たなゲーム用にさらに進化して引き継がれています。 『バトルフィールド 3』では、4つの各クラス(突撃兵、工兵、援護兵および偵察兵)が戦闘で引けを取らないように配慮しました。互いに異なる特徴を持つ各クラスは、それぞれが戦場において侮れない勢力となります。
一匹狼としてゲームに飛び込み、獲物に一発食らわせることを好むあなたもご心配なく。『バトルフィールド 3』の各クラスにはそれぞれ独自の強烈なパンチが詰め込まれており、ここでもプレイヤーが独自の楽しみ方が出来るよう工夫しました。それぞれのクラスおよびチームプレイ機能には厳密なチューニングを施しました。これによって『バトルフィールド 3』では、小隊が高い精度の機能を発揮し、チームプレイの魅力が一段と増しました。
前述したように『バトルフィールド 3』では突撃兵、工兵、援護兵および偵察兵の4つのクラスが用意されています。各クラスには慣れ親しんだ要素も含まれていますが、今回は少し内容を更新し、オンラインマルチプレイヤーに新たな趣向を盛り込みました。突撃兵クラスはこれまで通り 最前線の銃撃隊であることに変わりはありませんが、前線につきものの激しい戦闘や仲間の負傷に対応するため、突撃兵の兵士に新しく衛生兵の能力を追加しました。そうです、衛生兵に欠かせない救急箱や除細動器が突撃兵クラスに追加されたのです。 前線のクラスが倒れた仲間の蘇生を行うのは、理にかなったこと。そうですよね?ゲームはあなた流のプレイが可能です。突撃兵の兵士を衛生兵に近い形で活用するのも、銃撃戦の要員として動員するのもあなた次第です。
『バトルフィールド 3』に工兵が戻って来ました! 戦場での様々な車両を修理するのがその仕事です。 また工兵は車両の破壊にも能力を発揮します―工兵クラスにはRPGが搭載されており、銃弾だけでは歯が立たない装甲車や敵が身を隠している建物の外壁も破壊することができます。工兵の武器庫にはカービンウェポンも含まれており、まさに「蝶のように動き蜂のように刺す」多様性に富んだマルチプレイヤークラスが、あなたのものになります。
『バトルフィールド 3』に援護兵クラスが復活しました。軽機関銃を使い、激しい銃撃を加えることが可能になったこのクラスは、機動性の高い武器プラットフォームの役割を発揮します。DICEのシニアマルティプレイヤーデザイナーのAlan Kertz氏は、「援護兵は軽機関銃による激しい銃撃で知られた歩兵クラスであり、突撃兵の移動性や射撃とは異なるプレイ感の役割を実現したかった」と語っています。
ここで『バトルフィールド 3』には新しく2つのフィーチャーが登場しました。二脚と制圧射撃です。軽機関銃を二脚で支えると、制圧射撃を行う際の安定性が大幅に向上するという、実用面での大きなメリットがあります。二脚を使用するには伏せ姿勢、または窓枠等の適当な支えの前で膝立ちや立ち姿勢となり軽機関銃でズームインするだけです。二脚で安定性を高めることで射撃の精度が上がり、反動が低減されます。引き金を引いたまま高い精度で軽機関銃から200発の銃弾をばらまくことが可能です。
新しいインゲームの仕組みであるSuppressive Fire(制圧射撃)は、あなたのプレイを変えてくれるでしょう。敵の近辺に射撃を行うと、立ちこめる弾幕が敵のスクリーンに視覚的なブラー効果をもたらします。敵はストレスを感じ、身を潜めている場所から飛び出すことの危険性を認識するわけです。さらに重要なのが、この仕組みによって相手キャラクターのインゲームにおける射撃精度が衰えるということです。実世界での戦術が敵の脅威を削ぎ落とすのです。これだけではありません。この作戦では、チームプレイポイントも獲得できます。
「二脚を用いた射撃と制圧射撃で、やっと突撃兵と援護兵の違いを明確に打ち立てることができました。軽機関銃での激しい銃撃は移動性に欠けるからです。二脚を利用すると驚異的な力が発揮されます。さらに制圧射撃によって敵は頭を上げられなくなり、援護兵の射撃手が敵を足止めしている間に、仲間は有利に側面攻撃できるようになります」とKertz氏は語ります。
好むと好まないに関わらず、偵察兵は『バトルフィールド3』の長距離狙撃兵クラスで、戦場での情報収集を得意とします。スナイパースコープはこのクラスに戦場での卓越した視覚を与え、『バトルフィールド: Bad Company 2』で見られたような敵の発見能力を発揮し、味方全員に発見された敵の場所が見えるようにします。Kertz氏は、「偵察兵は従来から純粋な狙撃兵として見られて来たが、この認識を変えたかった」と語ります。その目的のために用意されたのがチームプレイを重視した全く新しいガジェットで、このガジェットによって偵察兵がウーキー山の頂上に座っていたとしても、チームプレイヤーとしての役割を果たせるようになりました。これらのガジェットについては詳細な機能も含め、今後のブログでご紹介します。
各兵士にはそれぞれデフォルトの武器装備がありますが、これらは完全にカスタマイズ可能です。自分流のプレイを楽しんでいただくために、独自のプレイスタイルに合わせて変更できます。アンロックやパーシステンス、カスタマイズについては今後のバトルブログで紹介します。『バトルフィールド 3』の新しい情報をお楽しみに!
