バトルブログ第5回:何年かかる?『バトルフィールド 3』のアンロックやリワード
slinnertz
2011-10-16
『バトルフィールド 3』はDICE史上最もディープなシューティングゲームになるでしょう。今回のブログでは、スキルやでディケーション(献身さ)がどのように報われるのか、また柔軟性のあるアンロックやカスタマイズのシステムによって、どのようにゲームがパーソナライズされ自分のプレイスタイルにあったゲームが実現できるのかが語られます。お楽しみください。
『バトルフィールド』のプレイヤーは最も忠誠心の強い人々です。ハードコアのファンの人々は、文字通り何年にもわたってプレイを続けてくださっており、私達も積極的にその熱意に報いたいと考えました。『バトルフィールド 3』には継続的に獲得すべきゴールが設定されています。」
Valerian Noghin氏とFredrik Thylander氏は『バトルフィールド 3』のパーシステンスデザイナーです。彼らこそ、2013年になっても発売日と同じ楽しみをゲームから得られるようにしてくれる立役者です。
2005年に発売された『バトルフィールド 2』は、魅力のあるリワードやアンロックのレイヤーを追加し、何百時間プレイしてもまたプレイしたくなるような、深いパーシステンスシステムを導入した最初のシューティングーゲームでした。そして今回の『バトルフィールド 3』でも最大限の努力をしました。『バトルフィールド 3』には『バトルフィールド: Bad Company 2』の10倍にもなるハードウェアのアンロックが、武器やアタッチメント、そしてガジェットに搭載されており、車両だけでも膨大なアンロックのツリーが用意されました。
スキルと献身さがリワードに
インゲームのハードウェアに加え、プレイヤーにはそのスキルやコミットメント、そしてチームプレイでの勇気ある行動などによって、メダルやリボン、Service Star(従軍星章)等が授与されます。また模範となるような活躍(例えば一つのラウンドでX箇所の拠点を占拠など)によって、十分なリワードが与えられます。さらにチームの車両を常に最新の状態に維持し、倒れた仲間を蘇生しているような優れたチームプレイヤーも、その行動は必ず報われるように配慮しました。 このようなスキルベースのリワードは基本的にリボンとして授与され、一回のラウンドで2つ以上のリボンを獲得することも可能です。
チームとしてラウンドで勝利を収めることは最も重要視すべきことです。このため私達は、プレイヤーが個人のアチーブメントを追っている時も、戦闘全体に貢献できるように工夫しました。また米軍兵士としてX時間プレイするなど、 強い献身とコミットメントにもリワードが与えられます。これらの栄誉を受けるのは、メダルの獲得よりも困難です。通常はキャリアで特定のマイルストーンを達成した時に与えられます。
『バトルフィールド 3』では『バトルフィールド: Bad Company 2』と同様、数多くのランクが用意されています。あなたのランクバッジは、ゲームでの進展を容易に示してくれる指標となります。最高のランクまで到達してしまったとしても、『バトルフィールド 3』では新しいコンセプトとなる従軍星章が導入されています。これによって、さらに輝ける栄誉を目指すことが可能です。
従軍星章ーハードコアプレイヤーへの挑戦
従軍星章は、たった一つの獲得としても大きな達成と呼べるものです。しかしプレイを続け、武器のスキルバッジや車両、キットそして全般的なランクに従軍星章を加えていくと、さらなる昇進の資格が与えられます。キルカードを表示すると、使用中の武器等に対するあなたの経験値が誰の目にもはっきり分かります。最高の自慢となるのは、100個の従軍星章を身にまとい、全ての武器やキット、車両に100個の星章を獲得した大佐のランクです。ここまで昇りつめるのは並大抵の努力ではありません。さあ、このチャレンジを受けてください!
『バトルフィールド 3』におけるアンロックのデザイン概念はとても魅力あるものです。 基本的には、プレイヤーがやりたいプレイを実現できるように、プレイで使えるハードウェアを増やしたのです。典型的な例を挙げましょう。例えばXという銃を使っていくと、その銃に対してのアップグレードが増えていきます。キットや車両も同様で、特定のものを使用していくと、そのキットや車両に対してより多くのアップグレードが獲得できます。さらに全ての獲得したXPは全体のランクにもリンクされています。これによって全てのクラスで使用できる新しい武器やSpecialization(特殊化)、カモフラージュなどがアンロック可能となります。
左から右へ:Maintenance Medal(メンテナンスリボンを50回取得)、Marksman Medal(マークスマンリボンを50回取得)、U.S. Army Service Medal(米国海軍に100時間プレイ)
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自分のスタイルで『バトルフィールド 3』をプレイする
『バトルフィールド 3』のデザインで繰り返し唱え続けたのが「Play it your way(あなたのプレイスタイルで)」というフレーズでした。これは、これまでにない柔軟性をもって自分のキットをカスタマイズできるということです。各クラスについても、こうあるべきというプレイの仕方は規定されていません。『バトルフィールド 3』の4つのクラス(Assault、Engineer、Support、Recon)は、戦場での効率的な兵士として兼ね備えるべきものを持ってスタートしますが、その後のカスタマイズは全てプレイヤーであるあなた、そしてあなたの好み次第です。
例えばAssaultクラスを例に挙げましょう。もうお気づきのように、Asaultには前線で衛生兵としての能力を生かすための除細動器や救急箱が備わっています。しかしこのアドオンは、例えば40mm口径のアンダーバレル・グレネード・ランチャーに変えたければ、自由に変更できるようになっています。このカスタマイズであなたのAssault兵士は、衛生兵機能を持つデフォルトのAssault兵士より攻撃に適した能力を備えた兵士となります。
戦術アンロックでは適切な武器装備の選択が求められる
これが全てのアンロックやアップグレードの基本です。これらは戦術的な性質を持つようデザインされており、プレイヤーはマップや状況に合わせて適切な武器装備を選択するよう迫られます。アサルトライフルに重量型のバレルを付けますか?一発の射撃なら精度が向上するかもしれませんが、自動連射モードに入ると強いリコイル(反動)という代償があります。 標準的なアサルトライフルを精度の高い長距離用の武器に変えたり、SMGのような接近戦用に変えることも可能です。戦闘機ではどうでしょう。Maverick ATGミサイルを装備して戦車をターゲットにしますか?それともAAミサイルを搭載して空中戦で空からの脅威に挑みましょうか?Engineerクラスには何を選択しますか?対戦車や対空RPGランチャーなどを装備しますか?
プレイスタイルがどうであれ、『バトルフィールド』のゲーマーにとって今ほど充実した時はありません。