バトルブログ第9回:オンラインの車両戦がさらに洗練され進化
voctavia
2011-10-27
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バトルフィールドシリーズは、地上戦と車両戦の完璧な組み合わせで知られてきました。 『バトルフィールド 3』もその期待は裏切りません。今回のブログは、あなたのプレイを変えるディープな車両のカスタマイズと洗練されたゲームプレイ機能についてです。お楽しみください。
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カスピアンボーダーは究極の本格的車両戦マップです。
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カスピアンボーダーのゲームプレイトレーラーでもご覧いただけますが、『バトルフィールド 3』の空を埋め尽くすのはヘリだけではありません。轟音を響かせる戦闘機やジェット戦闘機も飛び交います。兵士を戦場のホットスポットに輸送するのも空中戦を戦うのも、レーザー誘導のミサイルで敵の戦車を爆破するのも、 『バトルフィールド 3』の空中車両ですべて可能になります。
マルチプレイヤーでは、12のクラスにまたがる20種類の多彩な搭乗車両が用意されています。戦場の上空を飛行するのを好むあなたも、地上を駆ることが好きなあなたも、望みの車両に出会えることでしょう。用意された車両には装甲輸送車や歩兵戦闘車両、メインの戦車、偵察ヘリ、戦闘ヘリ、戦闘機やジェット戦闘機などが含まれます。また『バトルフィールド 3』では、これらの車両がほぼすべて、プレイスタイルやマップ、その他の状況に合わせてチューニング可能です。
戦術に合わせたよりディープで大きな車両のカスタマイズ
『バトルフィールド 3』には過去のどのバージョンよりも深く、大きく、戦術的なカスタマイズが用意されました。様々な車両クラスにまたがるアップグレード用のアンロックは80以上。これで車両の特殊性を高めることが可能となり、あなたが求める車両のカスタマイズのニーズは十分に満たされることでしょう。カスタマイズ可能な各車両クラスには3つのアンロック用スロットが搭載されています。 特定の車両クラスでキルを達成していくと、当該車両の特殊性を高めるアップグレードが徐々にアンロックされます。
『バトルフィールド 3』の車両のカスタマイズは、武器のカスタマイズと同様の深さと大きさを備えています。車両のカスタマイズは、そのひとつひとつが戦闘での特定の役割に対する能力を高め、一方で不要なものを除外することを意味します。ロシア製ジェット戦闘機では、空対空ミサイルを選択し空中の敵のターゲットとのドッグファイトを選びますか?それとも数基のレーザー誘導型の空対地ミサイルを補助武器として搭載し、敵の戦車を攻撃しますか?ミサイルを回避するためにIRフレアを装備しますか?それとも攻撃を受けたときの備えて消化器を用意しますか?
過去最高のダイナミックな車両戦
『バトルフィールド 3』での車両戦はこれまで以上のダイナミックさを実現しようと考えました。このために導入されたのが、車両のダメージを修理に関わる2つの新しい戦術的なゲームプレイコンセプトです。
例えば 『バトルフィールド 3』で戦車がRPGの攻撃を受けたとしましょう。最初の警告が出ると戦車の司令官として、状況の危険度を評価しなければなりませんー警告を無視して目標に向かいますか?それとも戦車から脱出して回避行動を取りますか?戦車を一旦後退させて隠れていると、兵士がカバーに入るとヘルスを回復できるように、車両の装甲部を回復させることができます。
これは『バトルフィールド 3』で新たに導入されたフィーチャーで、ダメージが軽微なものであれば、(敵の攻撃から隠れた状態で)一定時間が経過すると車両の装甲が回復するようになりました。つまり、必死の任務の遂行ばかりが奨励されるのではなく、冷静さを保ち与えられた状況への順応力を持つことができれば、長期間にわたって車両が使用可能な状態で維持できるようになるということです。私達は賢い非Engineer達に対して、戦闘中に車両を維持する機会を提供したのです。
一定のダメージを超えてしまうと、車両の装甲は回復しません。重度の損傷は恐ろしい脅威となり、車両が動作不能になればアドレナリン噴出の事態に陥ります。戦車であれば進行速度は這うようなスピードになり、火や煙が出始めればもはや爆発寸前で、マニュアル修理が一刻を争う状態になったことを意味します。しかし新しいシステムには素晴らしい特徴があります:武器の機能は無キズで残ります。これは、どのような結果に展開するか分からない、リスクの高い状態を生み出します。
Patrick “Posh” O’Shaughnessy氏は『バトルフィールド 3』のリードビークルデザイナーです:
DICEにデザイナーとして入社して初めての仕事が『バトルフィールド 2』でしたが、今回このシリーズでやっと車両のデザインに取り組め、非常にエキサイティングでした!状況に応じて好みの車両を付け得ることや、車両のダメージと修理に関する新しい機能の組み合わせで、プレイヤー達に新しく多くの選択肢が提供できたと思います。
DICEでの日々のプレイテストでは、動作不能となった戦車がフィールドに転がり、Engineerが必死で修理にあたっている、そしてその一方で兵士達がメインの機関砲や補助のマシンガンで敵の進行の妨げようとしているーそんな光景をよく見みかけます。 修理が上手くいけば戦車は完全に機能を回復させ、搭乗兵士は危機一髪で最悪の事態をまぬがれたことになります。上手く行かなければ、少なくとも戦いのチャンスは残っていますが、動作不能となった車両はマルチプレイの格好のターゲットとなるでしょう。
ゲームを変える細かい要素
車両の動作不能、装甲の回復、そしてフィールドでのマニュアル修理という強力な3つの要素は互いに補完し合い、マルチプレイヤーを一段と洗練したゲームにしてくれます。動作不能にすることで、ヘルスの低い車両を追いかけて修理する必要はなくなります。また修理のツールは新しい除細動器のような存在で、死が間近に迫った車両を再び戦える状態にします。さらに装甲が再生可能となることで、非エンジニアの兵士達も戦場でより長く車両を維持できるチャンスが得られます。しかしもちろん、訓練の行き届いた部隊と、車両を常に戦闘可能な最高の状態に保つEngineerに勝るものはありません。
『バトルフィールド 3』の新しい車両のカスタマイズや、より洗練されたゲームプレイは、ゲームを変える細かい要素だといえるでしょう。これをその効果が証明されているDICEのジャンケン方式に加えることで、過去に例を見ないダイナミックでエキサイティングなオンライン戦闘体験が実現できるでしょう。
バトルブログ第10回もお見逃しなく
『バトルフィールド 3』の詳細情報は公式サイトをご覧ください。
Frostbite 2ゲームエンジンの詳細は、『バトルフィールド 3』サイトのFrostbite 2のセクションをご覧ください。
本ゲームは武器・車両メーカとは一切無関係です。
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