Back to Karkandブログ#1:バトルフィールド史上最高のマップを再び体験せよ!
EAJapan
2011-11-27
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12月に配信予定の『バトルフィールド 3』の拡張パックであるBack to Karkandについての連載が始まります。今回は第1回です。インタビューに答えているリードデザイナーのNiklas Fegraeusは拡張パックを任された時、真っ先にシリーズで最も多くプレイされ、人気の高い4つのマップ、「Strike at Karkand」、「Wake Island」、「Gulf of Oman」、「Sharqi Peninsula」を思い浮かべたそうです。これら4つのマップがプレイされた合計時間は、2万5千人が1年間プレイし続けた場合の時間に相当します!
バトルフィールドのファンが喜ぶのはわかりますが、初参戦のプレイヤーにとってはどんな見どころがあるのでしょうか?
収録されるのはシリーズの中から厳選した最高のマップです。それはコミュニティからのデータとフィードバックでもはっきりしています。これらの人気が高いマルチプレイヤーマップを追加するのは、当然の判断と言えるでしょう。
Frostbite2エンジンの採用および『バトルフィールド3』のゲームプレイにより、リメイク版の「Strike at Karkand」はどう変わるのでしょうか?
2005年の『バトルフィールド 2』に採用されたオリジナルのマップから、ゲームプレイの観点で最も大きく変わったのは、地形の破壊でしょう。オリジナルでは広場の近くに、プレイヤーがとても効果的に防衛できる建物がありました。今回のマップではフロストバイト2の地形破壊により、建物にRPGを撃ち込めば中の敵を丸見えにできます。同時に、今までうまくいっていたマップの流れを壊してしまう破壊要素は追加しないように注意しています。
去年発売された拡張パック『バトルフィールド:バッドカンパニー2 ベトナム』でもリードデザイナーを務められていましたが、「Back to Karkand」との共通点はありますか?
規模や目指したものという観点で、2つはとても似ています。これらは、ただのマップパックではありません。「Back to Karkand」では『バトルフィールド2』の象徴とも言える乗り物や武器が再登場して追加されるほか、新しいアンロック要素ややりこみ要素、そしてのちほどお話する別のコンテンツが含まれます。どちらもテーマの方向性がはっきりしているという点も共通しています。
「Strike at Karkand」が今でも素晴らしく感じられる理由は何だと思いますか?
「Strike at Karkand」は市街地での緊迫した歩兵戦闘と、従来のバトルフィールドシリーズらしい乗り物による戦闘の組み合わせが絶妙で、どちらかが戦況を完全に握ってしまうことがありません。また、フラッグが直線状に配置されているため、向かうべき先が明確で、方向性をイメージしやくなっています。
担当したマップが『バトルフィールド3』でリメイクされるのはどんな心境でしょうか?
マップが高い評価を受けてとてもうれしく、誇りに思います。進化したグラフィックと破壊要素でリメイクされたマップを見るのが楽しみですね。拡張パックの開発陣にはいくつか助言をさせていただきました。
「Strike at Karkand」のデザインは、どこから発想を得たのですか?
物語を伝えたいというのが根本にありました。デザインに取りかかった当初は、戦車が砂っぽい砂漠の斜面を駆け下りて街へと進み、そこでは防衛部隊が走りまわって守りを固め、次第に中心部へと押し戻されていくイメージを浮かべていました。また、防衛側の歩兵が重装甲車両と対戦するような、守りに重点を置いたアンバランスな戦場を描きたいとも考えていました。まずはマップのレイアウトをPhotoshopで描き、そこから発展させたのです。
デザインしたマップを実際にプレイテストした時はどうでしたか?
初期のプレイテストは覚えています。みんなが地雷やC4を設置したり、見晴らしがよく、前進してくる戦車を狙いやすい屋根に上がったりと、私が想像していたとおりの行動をしていました。何もかもがうまくいって、素晴らしい感覚でしたね。
本拡張パックは初回限定版に入手コードが同封されていますが、初回限定版をお持ちでない方購入することができます。
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