Back to Karkandブログ#4:Back to Karkandのデザインコンセプト
EAJapan
2011-12-05
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『バトルフィールド3』初となる拡張パック、Back to Karkandの詳細情報を紹介します。今回は、このテーマ別拡張パックに対するリードデザイナーのインタビューを紹介します。
現在、開発スタジオのDICEでは、『バトルフィールド3』初の拡張パックであるBack to Karkandの開発チームが最終的な詰めの作業に奔走しています。Frostbite 2エンジンのパワーを最大限に生かしたこの拡張パック、シリーズで最高の人気を誇るStrike at Karkand、Wake Island、Gulf of OmanそしてSharqi Peninsulaの4つのマップをリマスターした拡張パックとなります。
Back to Karkandの海外での評価
海外ではBack to Karkandのメディアレビューもオンライン上に登場し始めました。IGNのプレビューは、「BF3のBack to Karkandは最高峰のマップを大きく打ち破った」と、高い評価をしています。またGamespotは、「Gulf of OmanとStrike at Karkandが爆発シーンが印象的」とプレイの印象を述べています。
Strike at Karkand、再び登場
リードデザイナーNiklas Fegraeus氏が語るデザインコンセプト
拡張パックのデザインコンセプトは、『バトルフィールド2』から数年が過ぎ去った時点で、伝統的なマップの舞台に再び帰ってくるというものです。基本的に全マップにこのコンセプトが反映されていますが、最も顕著な例がGulf of Omanでしょう。過去最大の人気を誇って来たこのマップは、新バージョンでは、休暇中の人々目当てのリゾートにしようと誰かが考えたのか、ビーチに面したこの地域に贅沢なヴィラがいくつか立ち並んでいます。しかし再び戦争が勃発。リゾート化の計画は中止を余儀なくされてしまいます。 もう一つの例がWake Islandです。ここでは空港に隣接する地帯で、新たなカンファレンス会場が建設されています。 しかしこの冬、このカンファレンス会場は激しい戦場へと変貌します。Back to Karkandのリードデザイナー、Niklas Fegraeus氏に、装い新たに再登場したマップのお話を聞きました。
「新しいクールなマップだと思っていると、実は馴染みのある場所だと気づくような、そんな感覚をプレイヤーに感じてほしいと思っています。レイアウトは前と同じでも、実は新しいマップだという感覚です。新しいプレイヤーには、とにかく新しい4つのマップを提供したいと思います」とNiklas氏は語ります。
芸術的なリメイクばかりでなく、Back to Karkandチームはマップ上に存在するほぼ全てのものを破壊可能とするなど、Frostbite 2を最大限活用すべく開発に取り組んできました。建物内に身を潜めていれば安全だという保証はどこにもありません。
Back to Karkandは単にリマスターのマップではありません。今回の拡張パックでは、それぞれ5つの新しいドッグタグ、勲章そしてトロフィー(Xbox360・PS3)、3種の新たな車両と10種の伝統的な武器、さらにリワード獲得に向けてプレイヤーの継続的なプレイを促す新システムが導入されています。
芸術的な方向性として『バトルフィールド3』:Back to Karkandのマップは、これまで絶大なる人気を誇って来たマップの舞台に、2、3年後再訪問するという設定で描き出されています。もちろん壮大な量の破壊も加えられています。
『バトルフィールド3』初回限定版を予約注文いただいたお客様には、無料でBack to Karkandが提供されます。対象のお客様には、12月にマップがダウンロード可能になった時点でお知らせいたします。また同日より通常版をご購入のお客様も有償でご購入いただけます。
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