FIFA主催インタラクティブ ワールドカップ グランド・ファイナル 5月21日(月) DAY1
EA Japan
2012-05-21
羽染選手は日本(成田)からアブダビ経由で9:00にドバイ入りした。旅行時間は約20時間。さすがに疲れを隠せない様子。 そして早速10:30、世界中から集まってきた選手達全員が初対面。FIWC常連の選手はお互いにも慣れており、ドバイのミ・ア・サラムホテルの素晴らしいおもてなしを満喫している。 その一方で初挑戦の選手たちはすこし緊張した様子。 しかし羽染選手は、「このために充分に準備してきましたので、結構自信はあります。日本予選ではリバプールでプレイしていましたが、チームバランスと決定力を考え、バルセロナをマイチームを変更しました。2ヶ月間みっちり練習してきました!」と強気のコメント。
そして18:00からついに本来の目的であるトーナメントが開始。 抽選の結果、羽染選手は優勝候補筆頭の昨年覇者、アメリカ代表のGuastella選手やリアルサッカーでもアンダー17代表に選ばれる注目選手のニュージーランド代表Ormsby-Lambertと同ブロックに決定。「強敵の多いブロックに入ってしまいましたね。でもこれまでやってきたことを忘れずに挑みます。相手選手のことはあまり考えていません」と落ち着いた様子の羽染選手。
初戦の相手はアメリカ代表ののGuastella選手。序盤は相手を崩しサイド攻撃を仕掛けて決定的なシーンは見せるもの、前半は0-0で試合は動かず。後半80分、羽染選手の攻撃からカウンターが仕掛けられ、一度は凌ぐが、こぼれ球を拾われ失点。その後も積極的に攻めるが、0-1で惜しくも敗戦。「あれだけ崩していたのにゴール決まらず本当に残念。粘りが足りない」と悔しさを隠せない様子だった。
初日最後の2試合目は、イギリス代表のWalton選手と対決。中盤で互いにボールを取り合う5分の試合運び。しかし、後半70分にWalton選手が中央突破からゴール。羽染選手はまたしても後半に追いつめられてしまうゲーム展開。結局このまま0-1で敗戦。試合後、「決定的なチャンスはある、だけど点につなげられないのが残念。やっぱり勝ち上がってきている選手達はすごい。なんか日本では見られない落ち着いている感じがする。でも他の試合は点が結構入っていて、逆に僕は失点を2しか許していないからまだチャンスはある」とまだあきらめていない。
最後に、「本当に悔しい。海外の選手達は攻守のプレスの掛け方が違う。日本は一枚目でプレッシャーをかけて奪うけど、海外は1枚目のプレッシャーは弱く、2枚目でボールを奪う様に組み立て、カウンターを常に狙っている。微妙な違いだけど、早く慣れないといけない。まだ2失点なんで、明日は全勝して他の選手達の動向を見ます。勝ちます」と2敗からの巻き返しが期待されるコメントを残してくれた。
今後詳細レポートを日本公式サイトにて公開予定。こうご期待。