EAは、より良い明日のためにゲームを作っています。そのため、私たちはゲーム内外でクリエイティビティの力を活かしてポジティブなインパクトを与え、コミュニティへの投資を行い、生活、仕事、遊びの場所へのアクセスと機会を拡大しています。パートナーとの協力のもと、私たちは「STEAM教育」こと科学、テクノロジー、エンジニアリング、芸術、数学教育における機会のギャップを埋め、より多くの学習者が潜在能力を発揮できるような、ゲームをベースとした体験を構築しています。
アート、金融、医療、ビジネス…STEAMスキルは仕事の分野に応じて異なります。また、チームワーク、論理的思考、創造的な問題解決などを奨励することで、個人の能力を育成し、成長させる効果もあります。
だからこそEAは、この業界への障壁を取り除き、学生にSTEAMのキャリアを探求するよう促し、将来のダイナミックな労働力に備えるための投資を行っています。
そして、私たちが誇りをもって協力している重要なパートナーのひとつが、GWC (Girls Who Code)です。
GWCは、技術的なスキル、支援的なコミュニティ、業界でのキャリアへのアクセスを学生に提供することで、技術分野におけるジェンダーギャップを解消することを使命としています。彼らの変革理論の中心は、学生の自信を育み、有意義なキャリアを追求し、テクノロジーを使って地域社会の問題を解決できるよう、社会資本を身につけさせることです。GWCは参加者たちに、コードを学ぶことで、自分たちが望む変化を世界にもたらせることだけでなく、技術分野のキャリアを選択することで、自分たちの人生も変えることができると教えています。そしてGWCは、2030年までに世界中の67万人の少女、女性、そしてノンバイナリーな人々が、新卒エントリーレベルの技術職におけるジェンダー格差を解消できるよう取り組んでいます。
「Girls Who Codeは、学生たちにコーディングを教えるだけでなく、生徒たちをテクノロジーの消費者からクリエイター、革新者、問題解決者に変えることを目的としています。若者たちに次世代のスキルと経験を提供することで、テクノロジーとエンターテインメントの未来を切り開く力を与えています」と、EAのグローバルソーシャルインパクト部門長であるJaimie Vargas氏は語ります。「大事なのはすべての生徒が先導者になれるチャンスを得られるような道筋を作ることです。そしてGirls Who Codeの活動は、STEAM教育における私たちの価値観とコミットメントと完全に一致しています」
そのため、EAはGWCクラブプログラムに投資して、学生にコーディングの楽しさを教え、コーディングスキルをレベルアップさせ、現実の問題を解決できる力を与えるサマー・イマージョン・プログラムを実施しています。
Girls Who Codeクラブは、あらゆるスキルレベルの小学校3年生から高校3年生向けのコンピューターサイエンスプログラムです。ボランティア・ファシリテーターは、学校、図書館、コミュニティセンターなどのさまざまな場所でクラブを主催できます。
クラブはコーディングスキルを教えるだけでなく、コミュニティに重点を置き、多様なテクノロジー分野の革新者にスポットライトを当て、社会的情緒の発達と自信の構築をサポートしています。
EAは今年、121のクラブと1,452名の生徒たちを支援しました…そして今までの成果は、大いに勇気づけられますものです。
この10年間、私たちはゲームデザインに特化したGWCサマー・イマージョン・プログラムを主催して、学生たちにUXデザイン、高速プロトタイピング、コンピューターサイエンスのスキルを教え、EAのリーダーやゲーム開発チームの指導を受けて技術分野でのキャリアを探求できるようにしてきました。プログラム終了時には、90%以上の参加者が、コンピューターサイエンスとゲーム業界への興味をより強く持ったようです。
このサマー・イマージョン・プログラムは、技術教育の未来を形成し、業界におけるジェンダーの多様性を促進する上で重要な役割を果たしています。これらのプログラムは、多様な学習スタイルに対応し、協力的なコミュニティを構築し、包括性を重視しています。これらの取り組みは、学業成績を向上させるだけでなく、学生がテクノロジーの分野で優れた能力を発揮する力を与えることにも貢献しています。
参加者はこの体験から技術的な専門知識を身につけ、ゲームデザインを通じてコードを学ぶだけでなく、GWCの一員に加わり、プロフェッショナルなネットワークを構築することができます。そして私たちは、多くのGWCの卒業生たちがEAでストーリーや没入感のある世界、そしてプレイヤーやファンに愛されるキャラクターを創造しているこという事実に喜びを感じています。
Tyra Foster氏は、GWCの卒業生で、サマー・イマージョン・プログラムの元参加者です。
過去2年の夏、Tyraはヒューストン大学でデジタルメディアを研究する学生生活の合間を縫って、EAで働いてきました。今年は彼女が去年で、シニアとして大学に向かう直前にティラはオファーを受け、卒業後はEAでフルタイムで仕事をする予定です。
「10代の頃に数々のEAのゲームをプレイしていたので、こうしてEAで働けるのは実にクールですね」とTyraは言います。「自分の情熱と趣味を組み合わせば、キャリアを構築できるものに気づかせてくれたのは、私にとっては大きな驚きでしたね。また再び戻るのが楽しみです。Girls Who CodeとEAは、私に夢を追い求める機会を与えてくれました」
これは「STEAM教育におけるEAの影響」シリーズの第1章であり、これからも世界中のパートナーと協力し合い、力を増殖しながら、ゲームの力を学習に取り入れるための様々な素晴らしい手法を掘り下げていきます。
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