「ザ・シムズ」シリーズに惹きつけられた最初のきっかけは何ですか?
私が初めて「ザ・シムズ」シリーズを手にしたのは、私が6歳の時に兄が「ザ・シムズ」のゲームを購入したときです。ちょうどゴス家を金髪にしたような見た目で、互いにはり合うような家族を作ったことを覚えています。
YouTubeチャンネルのために、「ザ・シムズ2」、「ザ・シムズ3」、「The Sims 4」で数々のコンテンツを作られていますね。一週間にどれくらい「ザ・シムズ」をプレイしているのですか?
そうですね、シリーズにはびっくりするほどの時間をつぎ込んでいます。「The Sims 4」の総プレイ時間はちょうど1,000時間程になりました。一週間に少なくとも21時間はプレイしている感じです。一日3時間かそれ以上を週6日間。
それは熱心にプレイしていただいていますね!今現在プレイしているタイトルと、ゲームの中であなたのシムは今何をしているのか教えてください。
今私のチャンネルで主に扱っているのは「The Sims 4」です。「City Living」が発売されたので、動画でもそれ以外でも、そのプレイに多くの時間をつぎ込んでいます。「Dine Out」のLet’s Play(実況)動画でレストランのプレイも続けていて、とても楽しんでいます。
「Big Sister Challenge」、「The Young’Uns」、「Let’s Play」などの動画の作成で共通する、特定の創作プロセスなどはありますか?
新しいチャレンジや実況動画を始める前に、全体として何を実現したいのか、シムをどんな風に描きたいのかの構想を立てています。ですが同時に、構想はシリーズの進行の中でいつ変化してもおかしくありません。皆さんご存じの通り、私たちがどんな計画を立てていたとしても、シムにはシムの意志があります。私は各パートの作成を始める前に、その動画の中で実現したい事についてアイデアを簡単にまとめておくようにしています。
The English Simmerさんの作品は、シムズファンのコミュニティで大人気です。これほど多くの人にご自分のシムズ動画が楽しまれていることは、どう思われますか?
とても素晴らしい気持ちです!現実とは思えないこともあります。私の動画を見ているという方に直にお会いすると、私の動画を本当に楽しんでもらえているのだなとわかります。私は自分のシリーズに登場するシム達に強い共感を抱いているのですが、視聴者の皆さんも彼らに共感を抱いていただけるのだなとわかって本当に嬉しいです
実況シリーズでは、できるだけ幅広い内容になるように心がけています。できるだけ多くの人々に共感を持っていただき、あなたのように感じる人間は独りだけではないんだと感じて欲しいからです。私は、人々のつながりと共感を表現することがメディアの最も重要な役割のひとつだと考えています。そして「ザ・シムズ」は、とても入りやすく、身近に感じられる形でその表現を行うことができます。
先日、Simmers Meetup 2016で実況に関するワークショップを開催されました。実況のストーリーラインやアイデアを他のシムズファンのコミュニティメンバーと直に話し合った際の感想などはありますか?
先ほど言ったように、直に人と会うことで、本当に私の動画を見てくれているんだと感じることができます。自分のチャンネルを持つことの最大の楽しみのひとつです。こういったイベントに参加できることはこの上なく楽しいですし、今後の実況プレイコミュニティを助けるためにできる限りのことをしたいと考えています。プレイの話となると誰もに異なる体験があります。なので、他の「ザ・シムズ」のファンの皆さんから話を聞くのは楽しくて仕方ありません。視聴した動画のストーリーにこれほど多くの人々が突き動かされ、自分でも動画を作成しようと考えてもらえることは嬉しいばかりです。
視聴者からのコメントやアイデア、提案などは後の実況動画に取り込まれるのでしょうか?
もちろんです!視聴者からのコメントは私のチャンネルの中で最も重要なパートと言っても過言ではありません。チャンネル開設時からずっとです。寄せていただいたコメントにはできるだけ目を通し、返信するよう心がけています。素晴らしいコメントや気に入ったアイデアがあれば、次回の動画で取り上げ、コメントやアイデアの提供者に感謝を述べるようにしています。
なんといっても、コメントを寄せてくださる皆さんは私の動画を見てくださっているわけで、そんな皆さんに、私たちの小さなコミュニティの一員であることを感じて欲しいのです。
シムズファンの皆さんには、それぞれ「ヴォイドクリッター」のお気に入りがあるようですが、The English Simmerさんが「ヴォイドクリッター・バトルステーション」で使いたいお気に入りのカードと、その理由があれば、お聞かせください。
悩ましい質問ですね!私は…「ニンファイー」か「ニンバス」でしょうか。ニンファイーのちょっと拗ねたみたいな顔がたまらないんです。そして、雲に乗ってお勤めを果たそうとしているお爺さんのようなニンバス。これも好きにならずにはいられませんよね?現実のカードがあれば自分でも集めたいくらいです。
EA UKとYouTubeでの「Stand Up To Cancer」(がん撲滅キャンペーン)との関わりについて少しお話しいただけますか?
Stand Up To Cancer(SU2C)には、その意義に共感してこの2年ほど関わっています。EAも関わり、YouTubeとともにキャンペーンを広める力となっていることが嬉しいです。昨年、私はイベントに出席していた有名人に発想を得たシムを作成しました。ですが今年は、「ザ・シムズ」で私の得意な分野からは外れますが、建築に力を注いできました。幸運にもYouTube Spaceを元にしたので、インスピレーションには困りませんでした。Stand Up To CancerのYouTubeライブ配信ではいつも非常に多くの寄付金が集まり、その一員として参加できるのは、とても楽しい体験です!
先日、「The Sims 4 City Living Expansion Pack」が発売されました。The English Simmerさんのシムは、これまでに「San Myshuno」の街でどんな活動を楽しまれてきましたか?
今回の拡張パックの新キャリアが気に入っています!ソーシャルメディアキャリアが最高です。最新の仕事でありながら、自分のシムでトップに立てるのです。バスケットボールが戻ってきたことも嬉しいですね。「ザ・シムズ3」でのお気に入りの一つでした。なので、再登場してくれたことを喜んでいます。そしてもちろん、区画の特質でも遊んで、シムの生活を少々ドタバタさせてあげようと思っています。私はイジワルですからね!