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「Anthem」に出演した、俳優Nick Tarabayにインタビュー

ハルーク役のNick Tarabayが「Anthem」撮影エピソードと演じたキャラクターの魅力を語ってくれました。

Nick Tarabay出演のドラマを見た人は多いと思いますが、モーションキャプチャースーツを身にまとった彼を見た人はそんなにいないでしょう。彼はこれからハルークとしてAnthem™の世界に飛び込みます。あなた(主人公)のメカニックを務める大事な仲間です。

皆さんもハルークと主人公の関係性について、色々知りたいところだと思います。PAX West 2018に登場したNickから、「Anthem」の撮影エピソードや彼の演じたキャラについて話してもらいました。

あなたが演じたハルークは、主人公のストライダーを動かすメカニックです。この役のどこが一番気に入っていますか?

彼を「メカニック」と呼んだけど、この役はそれ以上の存在だ。もちろん修理屋として大いに活躍するけれど、それ以上の役割を果たしている。ハルークには深いストーリーがあって、その点をとても気に入っているよ。彼は懐が深くて感情豊かで、善良な目的をもって行動している。彼は僕と同じで、少し時代遅れなところもある。そして、声が大きい。間違いなく一番『濃い』キャラクターだね。

彼が登場すると何か波乱が起きる。ハルークはすごくおおらかな人物だ。でもただのメカニックじゃない。プレイすればわかるよ。ハルークには多くの顔がある。とても深い過去を背負っているキャラクターなんだ。

初めて「Anthem」の話を受けた時、どこに興味を持ちましたか? この役に惹かれた理由を教えてください。

オーディションの話があって、どんなゲームなのかも知らずに受けたんだ。もちろん、ゲームの仕事は初めてだったし、すべてが極秘だった。映画やテレビよりも厳しいんじゃないかな。知らされていた情報は演じるキャラはゲームに登場すること、モーションキャプチャーをやるということ。台本の代わりに渡されたのが、演技についてのメモだけ。そこからイメージを構築していったんだ。

僕はあらすじを手にして、キャラクターについて考えた。なぜ、このイメージが湧いたのか分からないけど、直感的に「よく食べるノースリーブ」のある人物が思い浮かんだ。まだこのキャラクターについて何も知らなかったときだよ。スタジオに行き、「始めよう」と声をかけて僕はシャツを脱いだ。そして食べながらオーディションの演技をした。楽しそうな人物だったけど、それが正しいかは分からなかった。

オーディション会場を後にしてからしばらくすると、「合格だよ」という連絡があった。撮影開始は2016年の終盤だった。

ユーザーはあなたのキャラについて大いに関心を寄せています。ご自身の言葉で彼を紹介してください。

ハルークはいくつかの事に「腹を立てる」傾向がある。彼はとても情熱的で、そのせいか感情の起伏が激しい。けれども決して悪意で動いているわけではないんだ。根はとても善良な男だよ。ハルークにグレーゾーンはない。どちらに転んだとしても、とにかく極端なやつだ。

彼が比較的大人しくしているのは、何かが起きたときだ。非常事態とかの。でもそれは彼にとって自然な状態じゃないんだ。普段は静かな男ではないからね。

「Anthem」の仕事で一番楽しかったことは?

新鮮な体験ができたという点だね。とにかく何もかもすべてが楽しかった。他の役者とも絡みがあったし、いい友達になれたよ。大作ゲームではあるけれど、少人数の俳優陣で挑んだからね。

甥っ子や姪っ子をはじめ、この話をするとみんな目を輝かせるよ。僕がこの作品に出ることがまだ信じられないみたいだ。きっとゲームが発売されるまで、僕が出ていると信じてくれないだろうね。

ゲームの仕事はとても楽しかった。今後もぜひゲームの仕事をしたいと思っているよ。本当に楽しめるし、大好きな仕事だ。若さを保てるしね。

ゲームで役を演じるのとドラマで役を演じるのはどう違いますか?

役作りは映画やテレビドラマに取り組むときと変わらないね。でも特に気に入ったのは、舞台での演技にとても近いという点だ。僕は舞台出身だから。舞台に比べると、自分の演技が「画面」に映るとき、表現が少しばかり抑えられる気がするんだ。だから、ゲームでは少しだけオーバーに演技する必要があると思うんだ。

もう少し表に出した演技をする。何と言うか、一回り大きくなる必要がある。楽しいよ。ゲームの役をやっていると童心に帰れる気がする。そもそもそれが好きだから役者を始めたんだ。僕は想像力が過剰なタイプでね。現場では撮影エリアに立たされて、「こういう状況を想像してください」と言われる。想像力が求められるんだ。だからどうしても子供のような気持ちにならざるを得ない。そこがまた気に入った。またああやって童心に帰れる機会があれば、喜んでやるよ。

ゲームの撮影現場は、愉快で遊び心に満ちていた。それと比べると、映画やテレビはシリアスな環境であることがほとんどだ。僕が出演したドラマや映画は…楽しくないわけではないけれど、非常に真面目な現場なんだ。スタッフも多いし、役者も多いし、カメラも多い。自分の周囲にはたくさんの人がいる。それがゲームの現場では全然違った。みんなやりたいようにやらせてくれるんだ。

ハルークのモーションキャプチャーを行いましたが、デジタル化された姿を画面で見てどう感じましたか?

ハルークのモーションキャプチャーは文字通り「キツかった」。キャプチャースーツはピチピチで、「マジかよ、もっと運動をするとか体重を減らすとかしないとヤバイ」と思うくらいに、全身が窮屈だったよ。

でもモーションキャプチャー自体は楽しかったよ!スーツは手の先まであるから、最初は少し慣れが必要だった。でも何時間もやるうちに慣れてきた。ものを食べるシーンでも、顔中に読み取り用のドットが付けられている状態だ。でもしばらくするとドットがあることも忘れて、普通の人間のように会話ができるようになった…

最初にハルークのビジュアルを見たときは、「おいおい、どこも自分に似てないな」と思ったけど、あとでベースとなるキャラデザインがあることを知ったんだ。この資料を見ると、目の動きや仕草をはじめ、すべて自分と同じだった。お陰で僕自身の立ち振舞いや、顔つきまでもが垣間見えた。ああ、もちろん僕のほうがずっといい男だけどね。

とにかくハルークのすべてが「自分」だった。ひとつひとつの動作も、やることなすことすべてが。キャラクターの心、キャラクターの肉体、キャラクターの声と一体化するんだ。するとやがて… キャラの中に自分自身が見えるようになった。僕は手も体も良く動かすほうなんだけど、それはゲームでも歓迎された。ゲーム終盤になると、そのクセを含めてキャラクター描写がされるようになったぐらいなんだ。

ハルークが怒るときや喜ぶときは、そこには僕の姿が見えるよ。それに彼はよく踊る。ダンスが体にしみ込んでいるんだ。

一番好きなジャベリンはどれですか?「Anthem」が発売されたら、どのジャベリンを一番多く使うと思いますか?

僕が一番好きなのは赤いジャベリン、コロッサスだね。前から魅力を感じていた。コロッサスのポスターも持っているんだ。関係者全員にサインしてもらったよ。

「Anthem」について人々に一番知ってもらいたい点は?

撮影の最終日はみんなとても感情が高ぶっていた。すべてのキャラクターの過去や歩んできた道のり、それぞれの目的に向けての努力やそのために払った代償など、みんな色々なことを感じていた。

たとえばスーパーマンのようなヒーローだと、優等生すぎて退屈に感じることがある。でもこの作品ではキャラクターの短所も見える。善良な人々ではあるが、過ちを犯すんだ。その過ちのせいで代償を払うことになるし、人間関係にも影響が及ぶ。これは日常生活の上で誰にでも起こり得ることだよね。自分ではよかれと思って行動したのに、それが他者にマイナスの影響を与えてしまう。それが人間というものだ。そこが描かれているところが気に入っているよ。

それが顕著なのがハルークだ。素晴らしいキャラクターだよ。

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「Anthem」は2019年2月22日にXbox One、PlayStation®4、PCで発売予定です。先行アクセスは、Origin AccessとEA Accessのメンバーを対象に2月15日から開始します。**

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**諸条件、制限事項、免責事項が適用されます。詳細は、ea.com/ja-jp/ea-access/termsorigin.com/ja-jp/store/origin-access/termsをご覧ください。

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