ブリーフィング・レポート
次世代の全面戦争へ向けて準備を始めましょう!発表トレーラー、ゲームプレイ・トレーラー(プレアルファ版のゲームプレイ映像)そして公式サイトを通じ、過去数日間で「Battlefield 2042」について多くの情報を公開してきました。この先の数か月もお知らせしたいことが山ほどありますが、まずはここまで見てきた情報のまとめをお届けしたいと思います。
規模と戦争
バトルフィールドはかつてない規模となりました。新世代の家庭用ゲーム機と最新のPCハードウェアのスペックのもと、Xbox Series X、Xbox Series S、PlayStation® 5、PC上では1つのマッチに最大128人のプレイヤーが参加可能です。Xbox One、PlayStation®4では64人対戦に合わせてマップとモードが最適化されます。
3つのユニークなマルチプレイヤー体験
「Battlefield 2042」では、ファンに好評のコンクエストとブレークスルーが帰ってきます。
コンクエストでは、敵勢力の無力化を目指し、両チームがマップのさまざまな地点の支配をかけて争います。ブレークスルーでは、攻撃側のチームが防衛側に襲いかかり、攻撃側がマップ内の全区画を制圧して防衛チームを倒し、勝利を目指します。
コンクエストの規模は今までのものを上回ります。それぞれに複数のコントロールポイントが用意された多数のセクターが設置されていて、マッチ中は全マップ上で常に戦闘が繰り広げられます。
注意: デモ専用であり、実際のマップの概要ではありません。
「Battlefield 2042」のマップ規模が拡大されたことに伴い、コンクエストのマッチでは「セクター」と呼ばれる複数の小さなエリアが追加されます。各セクターには一群のコントロールポイントが用意され、マッチ中はマップごとにさらに多くの戦闘が同時に繰り広げられることになります。また、新たなビークルと移動方法が既存の選択肢に追加され、このような広大な空間を効率的に移動することができます。
また、新たにAI兵士(人工知能)がシリーズに導入されます。マルチプレイヤー専用の体験として、「Battlefield 2042」を好きな時、好きな方法でプレイできることが重要だと考えています。以下、コンクエストとブレークスルーのAI兵士に関する予定仕様です:
そして最後に、「Battlefield 2042」に登場する2つのユニークなマルチプレイヤーコンテンツについて予告したいと思います。その1つはロサンゼルスの開発チームによって開発が進められており、7月22日のEA Play Liveでお披露目する予定となっています。そして最後に、「Battlefield 2042」には、まったく新しいゲームモード「ハザードゾーン」が登場します。こちらについては今年中に詳細をお話できることを楽しみにしています。
スペシャリスト
時は近未来、世界は変貌を遂げていた。国家が資源をめぐる争いを繰り広げる中、アメリカとロシアは再び戦争の危機に瀕していた。国全体が崩壊する中で、人々には祖国と呼べる国が残っていなかった。このような流浪の民は、祖国のない人々("ノーパット")という名で知られる多様な人々の集団で、新しい動乱の世界を生き延びるために世界中のさまざまな場所に身を寄せ合うようになった。
「Battlefield 2042」でのあなたは、個性的なスキルを持ったノーパットの兵士として、食料、水、エネルギーなどの枯渇していく世界中の資源を確保するために武器を手に立ち上がります。スペシャリストとして知られる彼らは、情報や物資の秘密取引、そしてノーパットの地政学的な利益のための軍事任務の遂行を担っています。ユニークなスペシャリストがそれぞれ持っている専門技能と特性を活用すれば、戦闘で有利に戦うことができます。
スペシャリストは、今までのBattlefieldシリーズの装備構成に刺激的な変化をもたらす要素です。
各スペシャリストには、それぞれの兵科(突撃兵、工兵、斥候兵、援護兵)に応じた専門技能と特性が備わっています。
専門技能と特性はそれぞれのスペシャリストに固有のもので、これにより、装備を自分好みにフルカスタマイズできるようになりました:
兵科によって装備できる武器、装備、投擲武器が制限されることがなくなったため、シリーズ最高クラスの自由度で装備の構築が楽しめるうえ、カスタムの装備構成を保存して、どのスペシャリストをプレイしたいかに応じて選択できます。
また、装備を好みに設定できるのと同様に、スペシャリストの風貌もカスタマイズできるので、どのような姿で戦場を駆けるかも自由に決められます。なお、各プレイヤーのスペシャリストの容貌が画一的なものにならないよう、豊富なカスタマイズオプションが用意されるほか、さらに細かなカスタム要素についても後ほどご紹介していく予定です。
「スペシャリストの導入により、装備構成のカスタマイズと戦場の状況への適応という面にかつてない柔軟性をもたらすことができることを嬉しく思っています」と「Battlefield 2042」のデザインディレクターDaniel Berlinは語っています。
「Battlefield 2042」のマップには数多くの戦術的なポジションが用意されていて、戦場の支配に活かすことができます。即座に移動ができるように構えておきましょう。嵐、強力な兵器、その他ダイナミックなイベントにより戦況は変化します。
発売時点で、10種類のスペシャリストをプレイすることができます。その内の4つについて詳しく見ていきましょう:
ウェブスター・マケイ
兵科: 突撃兵
専門技能: グラップリングフック
特性: 機敏
一匹狼のサバイバリストであるマケイは移動に長けています。グラップリングフックを使うことでより自由にマップを移動でき、スペシャリストとしての特性(敏捷性)によりサイトやジップラインでのエイム時の移動による悪影響を防ぎます。
ウィカス・"キャスパー"・ヴァン・デール
兵科: 斥候兵
専門技能: OV-P偵察ドローン
特性: モーションセンサー
技術に精通し策略に長けたウィカスの能力と専門技能は、あらゆるチームで大きな力を発揮します。彼のOV-P偵察ドローンは、ロックオン武器のための標的の特定や、付近の敵の索敵、そしてEMP爆発を行うことができます。ウィカスの特性(モーションセンサー)により、地上にいるときでも、偵察ドローンの操作中でも、敵の接近を感知することができます。ウィカスはこのようにして、戦闘の状況を完全に把握することができます。
マリア・ファルック
兵科: 援護兵
専門技能: S21 シレットピストル
特性: 戦闘医
真の衛生兵であるマリアのS21 シレットピストルは注射器を発射します。この注射器で、離れたところにいる味方を高速で回復・蘇生したり、敵を攻撃したりすることができます。特性「戦闘医」により倒れた味方を最大体力まで蘇生できるマリアは、他のスペシャリストとは違った特別な存在です。
ピョートル ”ボリス”・ガスコヴスキー
兵科: 工兵
専門技能: SG-36 セントリーガン
特性: セントリー・オペレーター
どんな分隊にも必要な存在であるピョートルは、その工兵としての能力を生活かしてSG-36セントリーガンを設置しエリアを防衛できます。また、特性「セントリー・オペレーター」により、戦闘中セントリーガンの近くに立っているときその威力がさらに増大します。また、ピョートルは、セントリーガンが自動追跡している敵の存在を知ることができます。
ですが、これは「Battlefield 2042」に登場するキャラクターのほんの一部にすぎません!今後数か月の間に、より多くのスペシャリストの情報を公開する予定です。
「Battlefield 2042」のマップ
プレイヤーの増加に合わせて、サンドボックスの空間も拡大されました。これにより、マップ全体により多くのビークルや戦闘を展開することができます。前例のない規模と選択肢を持ったゲームプレイが可能になり、各マップは自分と分隊の戦略に直接影響を与える独自な体験を感じられるようにデザインされています。一つのプレイ空間に複数の異なる戦闘エリアが存在し、戦闘エリアが拡大したことでビークルを使ったゲームプレイの多様性と意義が拡大します。
「ブレイクアウェイ」では、ホバークラフトやヘリコプターなどを使った氷上の戦いが待ち受けています。
注: このムービーは実際のゲームプレイとは異なります。
南極を舞台にした「ブレイクアウェイ」を簡単に紹介します。石油採掘によって氷に覆われた一帯が戦術的な重要地点へと変わった、ダイナミックに変化するマップ。慎重に歩みを進める必要がある。破壊可能な燃料タンクやサイロが存在し、破壊すれば周囲を瓦礫地帯に変えたり、恒常的に炎を噴射させられるので、上手く活用すれば敵に対して優位に立つことができる。
動的に変化する世界
「Battlefield」と言えば、そのカオスに満ちたサンドボックスです。つまり、大量の武器、ビークル、能力を、戦略を発揮する機会とプレイヤーの自由に満ちた戦場で好きなように使うことができる自由度の高さがシリーズを通底してきました。「Battlefield 2042」では、これまでのシリーズの要素にいくつもの新しい拡張が加わります。
自然の力である竜巻は、ただ破壊を行うだけではありません。ウィングスーツを扱う熟練のスペシャリストなら、嵐に乗って目的の場所に向かうことができます。
スペシャリストをマップの端まで吹き飛ばし宇宙ロケットを爆発させる竜巻などの大規模イベントが、プレイヤーの目の前でマップに影響を与えます。安全なエリアが様変わりし、変化し続ける戦場にガジェットを使って適応することを余儀なくされます。さらには、敵に圧力をかけるため自らそのような自然の破壊力を利用しなければならなくなります。
デザインディレクターのDanienl Berlinは、「新世代のコンソール技術がもたらしたマシンの強化により、Battlefieldの世界をかつてない大きさへと引き上げることができました」と語ります。「動的に変化するイベントにより、プレイヤーは常に状況に適応する努力をするようになり、また、私たちがシリーズで知り得た、Battlefieldならではの愛すべき瞬間を作り出すことにもつながるのです。」
武器、ガジェット、ビークル
武器とアタッチメント
戦場で勝利するには、強力な武器から役に立つガジェット、幅広い種類のあるビークルまで、どのスペシャリストもそのすべてを活かさなければいけません。「Battlefield 2042」は、プレイヤーが行使できる自由度を新たなレベルに引き上げます。今回のBattlefiledでは、マッチ中いつでも武器のカスタマイズやツールにアクセスできるようになります。ラウンド内ならいつでも、プラスメニューから、状況に合わせてリアルタイムでカスタムされた武器を装備できます。
使用することのできる武器は、アサルトライフル、SMG、LMG、DMR、ショットガン、スナイパーライフル、ピストル、爆弾です。装備構成により武器が制限されることがなくなりました。どのスペシャリストも好きな武器を使用することができます。使用する武器により、最大4種類のカスタマイズのカテゴリが用意されています:
ガジェット
マケイの頼りになるグラップリングフックのように、どのスペシャリストも独自の専門技能を持っていますが、C5爆薬、対戦車地雷、破片手榴弾など、今までのアイテムもすべてのスペシャリストが使用できます。
ですが、新しいハードウェアがなければBattlefieldは完成しません。求めに応じて忠実に戦いにお供する、機動力に優れた機械の相棒、レンジャーを紹介します。
カレイドスコープを駆けるレンジャーを簡単に紹介します。
ビークル
ビークルでのゲームプレイはBattlefieldシリーズに欠かせない要素です。そして「Battlefield 2042」では、ジェット機、ホバークラフト、戦車、兵員輸送車、装甲車などの乗り物を使用できるほか、待望のヘリコプターも帰ってきます。
また、「Battlefield 2042」には新たにビークルを呼び出すシステムも導入され、ビークルから出撃するのではなく、マップのどこにでもビークルを投下することができます。このシステムにより、かつてない自由度をもってBattlefieldの広大な空間や地形を探索し戦術的優位を求めることができます。また、Battlefieldの原点に立ち返り、出撃画面からビークルを起動するのではなく、戦場でビークルを見つけることもできます。
「Battlefield 2042」では、マップの現在地点にビークルを呼び出すことができ、これまで以上の機動力を得ることができます。
運営とアップデート
私たちは、運営とアップデートに対して新たなアプローチを取っていきます。新コンテンツへの取り組みはもちろん、シーズンを通してBattlefieldでの体験を満足させ、「Battlefield 2042」の世界をさらに進化させ続けるという目標に向かっていきます。
「「Battlefield 2042」では、サービス運営期間中もコミュニティーの連携を維持する取り組みを続けます。」と、「Battlefield 2042」シニアプロデューサーRyan McArthurは語ります。 「最初の1年間には4つのシーズンを予定しています。シーズンごとにサンドボックスが進化するとともに、シーズン独自のバトルパスやスペシャリスト、その他Battlefieldに期待されている多くの優れたコンテンツを配信する予定です。」
さらに、およそ3ヵ月の間隔で続く複数のシーズンを通したフィクションに合わせて、世界が進化して拡大していきます。シーズンごとに新たに無料と有料のバトルパスが登場し、新たなコンテンツを獲得可能になる。これにより、誰もがプレイを続けていくだけで、スペシャリストなどゲームプレイに直接影響を与える全コンテンツの解放に向けて進行できるのです。
サービス運営の初年度には、4つのシーズン、4つのバトルパス、4人の新スペシャリスト、そして新コンテンツがリリースされる。
次回のブリーフィングでまた会いましょう...
本日はこれで終了となります。「Battlefield 2042」は「Battalefield」と全面戦争の新たな旅路の始まりです。今後数週間から数か月の間に、さらに多くのニュースや新情報をお届けできることを楽しみにしています。
また、7月22日のEA Play Liveでも皆さんにお会いできることを楽しみにしています。そこでは、ロサンゼルスで進められている開発についてさらに詳しくお話しします。
ノーパッツたちよ、幸運を祈っている。
ブリーフィング終了
#目標を達成せよ
本ゲームでの武器、装備、乗り物の個別の様式および/または型番、製造者、派生型の描写は歴史的事実の表現のみを目的としており、いかなる商標権利者とのスポンサーシップまたは推奨の関係を示すものでもありません。
本ゲーム内のいかなる武器、軍用車両、装備の製造者とも提携、資金提供、支援などの関係はありません。