バトルフィールド・ブリーフィング - 開発チームアップデート 2023年2月
シーズン4に向けた開発の概要
皆様、こんにちは。
2023年は早くもエキサイティングな一年となりつつあります!1月31日には、兵科システムの復活が行われ、シーズン3の締めくくりであるアップデート3.2が配信されました。
皆さんからのフィードバックをもとに「Battlefield 2042」への兵科システムの導入に取り組んできた私たちチームにとって、これは重要な道のりとなりました。こちらのアップデートでは新しく刺激的なゲームプレイ要素も導入されたこともあり、私たちのチームが楽しんで開発を行ったように、皆さんにもその成果を楽しんでいただけていたら何よりです。
新しいメタやバランスが現在のところうまく機能していることにはひとまず満足する一方で、この先さらに改善を加えていきたい点もあると私たちは考えています。リズのキャラクターバランスなど、今後もさらなる変更が予定されていますので、ぜひそちらにもご期待ください。
さて、それでは今年最初の開発アップデートを紹介しましょう!シーズン4「イレブンス・アワー」の内容は以下のとおりです:
- 新マップ:フラッシュポイント
- 新スペシャリスト:カミラ・ブラスコ
- 新武器:Super 500、RM68、AC9、RPT-31
- 新ヴォルト武器:SVD、Type 88
- 新ビークル:CAV-Brawler
- 新ガジェット:SPHエクスプローシブ
- 新バトルパス
- マップの再構築:ディスカード、アワーグラス
スペシャリストのラインナップが完成
シーズン4開始時からプレイ可能になる最新スペシャリスト「カミラ・ブラスコ」をさっそく試してみましょう。モーション系兵器に検知されることなく地形を移動し、X6-潜入デバイスで通信不可能地帯を作り出す彼女の能力により、エキサイティングな偵察兵のゲームプレイを楽しめるはずです。
彼女がスペシャリストのラインナップに加わったことで、4つの兵科のさまざまなゲームプレイに対応可能な計14名のスペシャリストが利用できるようになりました。シーズン5を含めて、ブラスコは最後のスペシャリストとなり、「Battlefield 2042」にこれ以上の新スペシャリストは登場しない予定です。
兵科システムの復活とガジェット
アップデート3.2で兵科システムが復活した際の変更点は、ガジェットが以前の「Battlefield」シリーズと同様、兵科にリンクされているということです。今後のアップデートでも新しいガジェットの導入が行われていきますが、それらは特定の兵科に向けてつくられているのがわかります。
例えば、シーズン4で新しく登場する「SPHエクスプローシブ」は突撃兵のガジェットとなっていて、ドーザー、マケイ、サンダンス、ゼインで使用可能です。このように、それぞれの目的に適したツールをデザインすることで、兵科の独自性をさらに強化できるでしょう。
SPHを例に挙げると、突撃兵がチームの目標攻略に協力できる仕組みを考えるのはとても楽しい経験でした。標的に仕掛けられた弾薬が少し遅れて爆発する様子を見てみてください。おそらく仲間との合流を開始した敵の姿を見て、ちょっとしたプレゼントをくれてやりたい気分になったのだと考えられます…
マップの再構築:ディスカード、アワーグラス
進化した再構築版マップをお届けするための取り組みは現在も進行中です。残すマップはあと2つ――次のシーズン4では「ディスカード」が登場し、シーズン5では「アワーグラス」が続きます。
以下はディスカードで追加された改善点の概要です。
潜水艦
潜水艦にあるフラッグの位置をさらに重視しつつ、視界をブロックする遮蔽物を追加しました。特に通路から部屋に入る際にこのことを実感できるようになっています。また、マップ全体の視認性を向上させるため、ライティングにも変更を加えました。
コロッサスのデッキ
コロッサスのデッキにあるフラッグを強化し、監視所にいる兵士が海辺のエリアを確保しやすいようにしました。歩兵戦を改善するため、さまざまな遮蔽物を追加するとともに、破壊された船の塔は、より壮大な雰囲気を感じさせるものになっています。
サルベージ・ヤード
以前はひらけた空間だった場所がサルベージ・ヤードになりました。さまざまな戦闘を想定した設計になっており、車の残骸や横転したバスによって、歩兵が有利に行動できる障害物や路地のような通路が構築されています。
解体された船体
フラッグの最前線を強化するため、破壊された車列や数層の遮蔽物が追加されました。車列から出る煙が、船体の上層階にいる狙撃兵の視線を遮るようになっています。また、船の一部を閉鎖し、甲板から頻繁に狙撃できなくしました。
ビーチ・ワークサイト
コンクエストとブレークスルーのビーチ・ワークサイトにフラッグが配置され、コロッサス艦と解体場の間に常に目標があるようになりました。それに繋がる経路に関しては、ルートを合理化し、海辺全体の遮蔽物を調整することで改善されています。
新しいセンターピースの導入により、中~長距離の戦闘が可能になりましたが、歩兵が戦いやすいよう遮蔽物を追加しつつ、ビークルを使用して移動できる程度のスペースは残しています。
アンテナ
マップの北と南の部分をより適切にリンクさせるため、冠水した村に既存のフラッグを近付けました。これによって、これらのポイント間をより楽に移動できます。また、スリルを楽しみたい場合は、電波塔に登ってから、パラシュートまたはウィングスーツで降下することもできます。
アワーグラスでは、高速道路の下に新ルートが追加されます。こちらは目標間の距離を縮める全体的な取り組みの一環として実施され、マップ全体における遮蔽物、視界、そして戦闘の改善も行われる予定です。また、他のマップ同様に、戦争で疲弊した雰囲気が全体に追加されます。
シーズン5のリリースが近付くにつれ、アワーグラスの情報をさらに詳しくお知らせしていきますのでぜひお楽しみに。
マップに関する今後の予定は?
シーズン5に関していえば… すでに開発が進められており、私たちも新マップをとても楽しみにしています。私たちが取り組んでいることのコンセプトを再度ご紹介しましょう。
舞台となるのは数十年前に、軍事輸送に使われた重要な鉄道線を巡り、軍隊同士が衝突した、忘却の戦場です。
重要地点に重装甲兵器の配送ルートを確保するため、この地域は再び戦火に包まれることになります。その計画を阻止しようと、反対勢力が、待ち伏せの準備をしており、不可欠な補給線を確保し、戦力の均衡を取り戻そうとしています。
この新しいマップの開発は、とても楽しいものです。こちらの詳細につきましても、後日皆さんにお伝えしたいと思います。
今年1月には兵科システムが復活し、「ブレイクアウェイ」の再構築版がプレイ可能になるなど、刺激的な一年の幕開けを迎えました。まだ今年は始まったばかりですが、コアゲームプレイにはすでにいくつかの大きな改善が加えられており、まもなく開幕のシーズン4「Eleventh Hour」の情報とともに、各種新要素が紹介される予定です。
追って明日にはシーズン4のアップデートノートが公開され、今後期待される変更点や改善点の概要や、新コンテンツの情報が発表されます。
また、毎週月曜日に新しいエピソードがリリースされる「Inside Battlefield」ポッドキャストでは、「Battlefield」に関するさまざまなことを語っていますので、ぜひこちらもご確認ください。次のエピソードでは、シーズン4のさらなる新情報を皆さんにお届けします。
それでは戦場でお会いしましょう。引き続き目標第一のプレイをお忘れなく!
//「Battlefield」チーム
この記事に記載されている内容は、コミュニティーからのフィードバックや、ライブサービスとコンテンツの開発・進展に伴い変更される可能性があります。開発チームでは、コミュニティーへの最大限の情報発信に努めています。