「Battlefield V: The Rotterdam」トレーラー詳細
初公開のマップ、連携を活かした分隊プレイ、そして最新のゲーム映像。今回は「Battlefield V」最新トレーラーの内容を詳しく解説します。
瓦礫の山と化したロッテルダム市街から北アフリカの灼けつく砂漠まで、「Battlefield™ V」の最新トレーラーでは、プレイヤーとその分隊が語られなかった物語を綴り、知られなかった光景を発見し、第二次世界大戦の秘話を紐解いていきます。トレーラーではバトルフィールド・シリーズの根幹をなすシステムに様々な改良が加えられたことがわかります。プレイヤー64名がしのぎを削るマルチプレイヤーのマップも視認性が向上し、歩兵とビークルと航空機のじゃんけん的な力関係もさらに調整しました。破壊の描写は至高のレベルに達しています!
「Battlefield V」は過去最大のバトルフィールドとなりました。追加のゲームモードやフィーチャーは1本のトレーラーにまとめることが困難です。しかもコンテンツは発売後も増え続けるのです。今回は「Rotterdam」トレーラーを細かく追っていきましょう。
「Rotterdam」マップ
一見するとのどかなパノラマが広がりますが、遠くで立ち上る煙によって損なわれてしまいます――ロッテルダム市街は戦闘の真っ只中なのです。ここでこのトレーラーで初公開される4つの「Battlefield V」のマップが紹介されます。「Rotterdam」のマップは、このオランダの都市が危険な状態にあった1940年5月の状況を参考にしています。このときはドイツの侵攻部隊がオランダ軍から激しい抵抗に遭いました。
第二次世界大戦初期に行われたこの戦闘はほとんど研究されておらず、これを再現するためにDICEは膨大な史料をリサーチしました。チームは「バトルフィールド 3」のマップからデザインのヒントを得て、独自のテイストを加えています。どのマップのことだかわかりますか?
「移動するぞ、急げ!」
戦闘は目も回るほどのペースで展開するため、“動ける”兵士が求められます。カスタム武器、個性的な専門技能、個人用の防衛設備の構築といった要素に新たな挙動も加わりました。進化を続ける戦場で味方の分隊を勝利に導きましょう
トレーラーで見られるジャンプやスライディングをしたり障害物を乗り越えたりといった動きは兵士の動作の改善例で、戦場でより自在に行動し、分隊を目標に導くことができるようになりました。高度な動作のオプションが広がったことで、協力して戦い続ける道筋が増えたわけです。ロールやダイブで障害を避け、足止めされている仲間のために援護射撃を行ったり、決死の後退をする際に窓ガラスを割って飛び出たりといったアクションも可能です。しゃがみ状態でダッシュすれば倒れた分隊メンバーのもとへ迅速に駆けつけることができ、チームメイトと並んで物陰から射撃すれば敵に位置を悟られずに済みます。
3人称視点では兵士たちが様々なかたちで身を隠し、周囲を歩き回るので、臨場感が高まります。上の動画をコマ送りしてみると、環境によって兵士の足の置き方が変わることが分かります。凹凸のある地面だと足首のひねりも変化します。
増援要請ともたらされる破壊
分隊プレイが進化したということは、戦略性も深まったということです。目標に向かって共にプレイするうちに、頼もしい増援を呼べるようになります。このクリップではV-1ロケットとその猛烈な爆発が戦闘の流れを一変させます。プレイヤーの分隊が効果的なチームプレイを重ねてポイントを獲得していくと、やがて強力なV-1ロケットを使用できるようになります。このような増援をタイミングよく活用すれば、圧倒的に不利な状況を覆すことも可能です。多くの場合は守りを固めて敵の陣地を一掃することになるでしょう。発売時には補給物資の投下や煙幕、さらには火を噴くチャーチル・クロコダイル戦車まで、様々な増援を利用できます。
このクリップの終わりには、爆発によって周囲の兵士に衝撃が伝わり、文字通り吹き飛ばされる様子も描写されています。「Battlefield V」で用いられている改良型のリアルな物理シミュレーションの一例です。
「Devastation」マップ
兵士たちは荒れ果てたロッテルダム市の中心部で目を覚まします。瓦礫や崩れかけた建物、周囲で巻き起こる火災が戦場の様子を一変させました。「Devastation」と名付けられた「Battlefield V」の次のマップでは、新たな進入路や障害物や防衛地などが確認できます。
このマップはドイツ軍による「ロッテルダム・ブリッツ」の後半の状態をベースにしています。「Rotterdam」のマップでは攻撃の序盤で町のマップが表示されますが、「Devastation」は集中的な空爆が残した恐ろしいまでの荒廃を再現しています。被害を受けた街中の風景は「ダイナミックディストラクション」によって生み出されます。建物が何によって破壊されるかによって、異なる部位がひび割れたり、動いたり、時とともに崩落したりします。これによりかつてないリアルさで破壊描写ができるようになりました。
「Rotterdam」と「Devastation」、どちらのマップもグランド・オペレーション序盤の「Batltle of Holland」でプレイできます。
フレアと索敵
発見した敵をすべてマップ上に表示すると、アイコンだらけになって見づらいため、「Battlefield V」ではこのシステムを排除しました。戦場の情報は分隊の攻勢に応じて集められるようになります。偵察兵は敵をスポットでき、またチームメイトがフレアを撃ちあげると敵が最後にいた位置を知ることができます。航空機が上空からフレアを落としても、一時的に地上の敵の位置が明確になります。
「Twisted Steel」マップ
「Battlefield V」、次のマップ「Twisted Steel」はかつて穏やかだったフランスの片田舎が舞台です。フランス侵攻の初期段階に設定されたこのマップは、ひらけた沼地と散在する濃い藪が特徴です。銃撃は熾烈を極め、この大地は薬莢や金属片や様々な戦争のゴミで溢れかえりました。
マップでもひときわ目立つ巨大な橋は、バトルフィールド作品に登場する構造物の中で最も大きいものです。この巨大な構造物は単なるセットではありません。ここは分隊が急ピッチで防衛設備を構築し守備を固める場所であり、対する勢力が連携して制圧を目指すコンクエスト地点でもあるのです。
「Hamada」マップ
「Hamada」はゲーム発売時からプレイが可能な北アフリカのマップです。トレーラーでは戦車戦が展開されるこのマップは、リビアとエジプトの間にある戦略的要衝をベースとしています。ここでは1941年から42年にかけて枢軸国と連合国がそれぞれの命運を分ける戦いを繰り広げました。
ビークルと航空機
これらのシーンやトレーラーで出てくる似たようなシーンでは、中隊の一員としてプレイヤーが集めることができるカスタマイズ可能なビークルや航空機が次々に登場します。前進を続ける戦車の操縦席から見た景色、火や煙を貫いて急降下する航空機から見た景色なども楽しめ、プレイヤーは自分のスタイルに合うようにビークルや航空機をアップグレードできます。火力を強化するもよし、耐久性を引き上げるもよし。発売後にはビークルの外見のカスタマイズも可能になります。
バトルロイヤル
そしてスペシャルボーナスとして、ゲーム発売後に追加される「Battlefield V」のバトルロイヤルモードのプレビューも収録されています。バトルロイヤルの歴史が変わります――詳細は後日をお待ちください!
「Battlefield V」は巨大なゲームであり、最新のトレーラーには10月の発売以降に歴史的な全面戦争を生き延び、戦い続けるためのヒントがたくさん隠されています。
- Jeff Landa(TwitterでJeffをフォロー @JeffLanda)
降下に備えよ – 「Battlefield V」を先行予約(※2)
Xbox One、PlayStation®4、PCで人類史上最大の戦争を体験せよ。10月11日、Origin Access Premierで製品版のプレイを開始、またはEA AccessとOrigin Accessの先行プレイトライアルでプレイを始めよう(※1)。10月16日、「Battlefield™ V Deluxe Edition」先行志願者特典による先行アクセス開始。「Battlefield™ V Standard Edition」でのプレイは10月19日からスタート。
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