「Battlefield V」ガンプレイのお役立ち情報
銃撃戦を楽しくするための武器特性の細かな調整についてお話しします。
「Battlefield™」では戦闘に様々な選択肢が用意されていますが、シリーズの核となっているのは、武器の挙動、システム、操作感などを総合した「ガンプレイ」です。しかし、これは非常に複雑で多角的なゲーム内要素のひとつであり、リロードアニメーションの長さやコンクリートの壁に残る銃のエフェクトなど、あらゆるディテールが重要になります。
「BATTLEFIELD V」の銃撃戦のヒントと役に立つ情報
「Battlefield」をプレイするのが初めてでも、「バトルフィールド1942」以来ずっとプレイしているベテランでも、その中間のプレイヤーでも、以下の「Battlefield V」のガンプレイのヒントがきっと役に立つはずです。
- 「Battlefield V」の武器は非常に直感的です。射撃の精度が落ちたと感じたら、少しの間は撃つのをやめるべきです。
- 敵が見えたら、弾を当てることは難しくはないはずです。ただし、重要なことは、キルを奪えるだけ長く、素早く当てられるかどうかです。
- 「Battlefield V」に登場する武器の特性について学んでおきましょう。先日、銃、ガジェット、ビークルの全リストを紹介する記事を公開しています。
- 相手の陣営の武器を使用することも可能なので、イギリス軍であるかドイツ軍であるかは関係ありません。
- もし、あなたがベテランプレイヤーなら、「Battlefield V」のガンプレイは「バトルフィールド3」に似ていることに気づくでしょう。ただし、今回はリコイルが大きくなり、バランスがさらに向上しています。
これらのヒントはそのほんの一部の情報にすぎません。今後さらに詳細な情報を公開します。
「BATTLEFIELD V」のガンプレイが目指すもの
「Battlefield™ V」ではガンプレイを調整するにあたって2つの大きな目標がありました。1つ目は、プレイヤーがガンプレイを理解してマスターできるようにすることです。そのために何をしたのでしょうか?簡単に言えば、リコイルや火力などの使用する銃の特性がプレイヤーにとって分かりやすくなるようにしました。プレイヤーがこれらの特性を予測できたなら、何が起こるのかを把握して、射撃を向上させられます。全体としては、プレイヤーが実際に銃をコントロールしていると感じられるように、より物理挙動が分かりやすい体験を作り出しました。これが「Battlefield V」の移動システムと組み合わさって、反応性が高く、コントロール可能な体験が実現しました。
2つ目に、すべての武器クラスに明確な特徴を持たせました。ただし、それぞれの違いは感じられながらも、それを制約だと感じさせない必要があります。 たとえば、アサルトライフルはバースト射撃にうってつけです。セミオートマチックライフルはリズムよく撃つことが重要です。ボルトアクションライフルは重要なショットを1発で決める必要があります。
良い武器デザインとは、ゲームバランスを向上させて、プレイヤーに豊富な選択肢を提供するものであるべきです。最高の銃というものは存在せず、プレイスタイルごとに有利な選択肢が用意されているべきです。また、ファーストパーソンシューターは初心者に容赦してくれないために、銃の挙動をすぐに把握できるようにしておく必要があります。
ダメージ、スプレッド、コントロール、その他の要素
過去の「Battlefield」シリーズの装備選択やカスタマイズと同じく、武器ごとに長所と短所が存在します。ある武器は、大量のダメージを与えられるものの、コントロールが難しいかもしれません。射程距離や連射速度も重要です。戦闘が楽しくて公平だと感じられるように、これらすべての値を調整するのは簡単ではありませんが、「Battlefield V」ではかなり良いバランスが取れていると考えています。各武器の値を調整するために私たちが取ったアプローチを詳しく見ていきましょう。
銃弾ダメージの調整
銃弾ダメージに関しては2つのことを考慮して決定します。1つ目は、連射速度の遅い武器でも、敵の不意を突くことができれば、1対2の状況でも安定して勝てなければいけないということです。また、敵の不意を突いて背後から撃ったのに、相手がよりダメージの高い武器を使っていたことから、振りむいて撃たれて自分が倒されてしまったということがあってはいけません。
「Battlefield V」のようなゲームでは、1人の敵を倒すまでに必要な時間は300ミリ秒を大きく超えてはいけません。
そのため、MP40とSTENは連射速度が1分あたり539発ですが、近距離で体力が満タンの敵をキルするには4発が必要になります。つまり、全弾が当たった場合、キルするためにかかる時間は333ミリ秒となります。この火力なら、奇襲を成功させるためや、有利な状況の1対1で勝つために、無理に連射速度の速い武器を使う必要がなくなります。
2つ目に、連射速度が一番速い武器と一番遅い武器の直接ダメージの差をできる限り大きくすることです。なぜでしょうか?それは武器の多様性を生み出すためです。例として、Suomi KP/-31はMP40と同じダメージですが、操作性は大きく異なり、中距離の戦闘には向いていません。
スプレッドをリコイルに変換
銃弾のスプレッドは、ガンプレイの中でも使用するプレイヤーに伝えるのが難しい要素です。私たちはこれを改善するための作業を続けてきました。大きな変更点は、スプレッドをリコイルとして機能させるようにしたことでした。これによって即座にビジュアルのフィードバックを得られるようになり、スプレッドによって武器をコントロールできなくなっているので射撃をやめるべきだということが分かるようになります。
さらに、セミオートマチックライフルはサイトを使ってエイムしている間は連射してもスプレッドが拡大しなくなり、より直感的な操作が可能になりました。このようにリコイルをスプレッドとして適用するには、リコイル増加の仕組み(継続的に適用できるようになりました)とスプレッドの低下(非常に大きな値から開始した場合は低下させられるようになりました)に大きな変更を加える必要がありました。過去のタイトルに比べればリコイル自体はかなり大きくなったと感じるでしょう。
有効射程の調整
有効射程とは武器や特定の武器タイプが得意とする距離のことです。ショットガンは接近戦で効果を発揮し、ボルトアクションライフルは遠距離の敵を倒す際に効果を発揮します。「Battlefield V」の有効射程は「バトルフィールド3」や「バトルフィールド4」と同じで、それぞれの銃には得意とする距離が存在しますが、その距離以外でも無価値にはなりません。自分が有効射程外で、相手が有効射程内であれば、腕前が対等なら1対1の戦いに負ける可能性がありますが、スキルが優れていたり、他に有利な条件が揃っていれば、その撃ち合いに勝てる可能性があります。
腰だめ撃ち
腰だめ撃ちの精度は「バトルフィールド4 」または「バトルフィールド1」とほぼ同じです。特に連射速度の高い武器では、発砲中は精度が素早く低下していくようになりました。そのため、最初の一発を当てる重要性が高まります。もし、それができなければ十分な精度は得られないでしょう。
ガンプレイと武器デザインへの変更
次は特定の銃への変更に注目します。多くのフィードバックが寄せられていたアサルトライフルのStG 44を見てみましょう。オープンベータで得られたデータを見ると、満足できた部分とそうでない部分の両方が存在していました。この武器は中距離から中遠距離まで、何でも屋になれるようにデザインされていました。しかし、近距離から中距離でも想定以上の活躍ができていました。そこで、ゲームプレイのバランスを考慮してその部分に修正を行いました。
プレイヤーからは武器のサイトが少し暗いという意見も寄せられていました。これを受けてサイトのティントを調整するつもりです。また、ティントを削減すると照準線も消えてしまうことから、照準線の視認性も高めます。
軽機関銃のパフォーマンスにも注目しています。バイポッドのアニメーションが少しおかしかったので修正しました。全軽機関銃にリコイルを低下させる変更を行いました。典型的だったのはKE7です。リコイルに関しては、他の軽機関銃に比べると少し要求が高過ぎる状態でした。そこで、重火器クラスではありますが、水平および垂直のリコイルに関しては、少しだけ使いやすくしておきました。
「タイド・オブ・ウォー」でさらに追加
ご存知のように、ゲームの発売は「Battlefield V」の旅の始まりでしかなく、武器はこれだけではありません。「タイド・オブ・ウォー」のシーズンとともにさらなる武器が追加され、全プレイヤーがアクセスできるようになります。私たちは既存の武器タイプを拡大するだけではなく、発売後に新たな武器タイプを追加して、プレイヤーの体験をさらに深く、広く拡大していきたいと考えています。この旅を皆さんと一緒に歩んでいくことを楽しみにしています。
– Jonas ElfvingがコアゲームプレイデザイナーのFlorian le BihanとウェポンデザイナーのJulian Schimekに話を聞きました。
サバイバルのための装備で戦場に降り立て – 「Battlefield V」を先行予約してファイアストーム・レンジャーセットを受け取ろう(※1)。
Xbox One、PlayStation®4、PCで人類史上最大の戦争を体験せよ。11月9日、Origin Access Premierで製品版のプレイを開始、またはEA AccessとOrigin Accessの先行試用版でプレイを始めよう(※2)。11月15日、「Battlefield™ V Deluxe Edition」先行志願者特典による先行アクセス開始。「Battlefield™ V Standard Edition」でのプレイは11月20日からスタート。
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今回紹介された「Battlefield V」 のコンテンツやシステムについては、製品版の発売までに内容が変更される可能性があることにご注意ください。