• ピッチノート FIFA 23 | ピッチノート - タイトルアップデート #9

    タイトルアップデート #9(TU #9)が、PlayStation®5、Xbox Series X|S、PlayStation®4、Xbox One、PC版の「FIFA 23」向けに配信中です。このタイトルアップデートでは、選手の移動、ジョッキー中のパスカット、タックル、ドリブングラウンダーパスなど、様々なアップデートが行われています。今回のピッチノートでは、こうした変更点やゲーム内への影響、変更理由について詳しく解説します。また、今回のTUでは、UEFA Women's Champions League(UWCL)、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)、4つの新しい女子クラブが「FIFA 23」に追加されます。 前回のピッチノートからエキサイティングな追加コンテンツの詳細をチェックしましょう。

    また、TU #9の詳細は、いつでもEA SPORTS FIFAトラッカーからご確認いただけます。

    それではTU #9のゲームプレイアップデートを見ていきましょう。

    加速アーキタイプ「爆発的」

    TU #9では、PlayStation®5、Xbox Series X|S、PC向けに以下の変更が行われます。 

    • 選手の加速アーキタイプが「爆発的」の場合に、要求されたダッシュの初期段階における加速がわずかに上昇しました。 

    現実世界の選手の動きに見られる多様性をよりよく捉え、「FIFA 23」で様々な選手タイプを実現することが、この変更の狙いの一つです。結果として、「爆発的」タイプの選手はダッシュを要求された際に、少し速くスタートを切ります。

    こちらは、TU #9以前に「爆発的」タイプの選手がダッシュしたときの例です。「長い」や「控えめ」の選手と比較してください。

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    それでは、TU #9以降に「爆発的」タイプの選手がダッシュするとどうなるか見てみましょう。もう一度、「長い」や「控えめ」の選手と比較してください。

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    見ての通り、加速の違いは派手ではありませんが分かるレベルです。「爆発的」タイプの選手は以前より最初の時点で少し素早くなっています。「爆発的」タイプの選手を不当に素早くしないようにするため、この変更には注意しました。ゲームプレイの全アップデートと同様に、皆さまからのフィードバックをお待ちしています。

    ジョッキー中のインターセプト

    TU #9では、次の変更が行われています。

    • ジョッキー中にインターセプトを行った際に、選手がよりボールを制御しやすくなり、ボールがこぼれにくくなりました。

    この変更により、試合の流れを読むことが上手なプレイヤーが、バーチャルピッチで自分の理解をより良く行動に反映できることを目指しています。

    ただし、この変更によって、ジョッキー中のインターセプトが全て成功するようになるわけではありません。パスのインターセプトには、選手の能力、ポジショニング、ボールの速度など、これからも様々な要素が影響します。TU #9前のジョッキー中のインターセプトはこのようになっていました。

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    選手がインターセプトを試みたにもかかわらず、ボールを奪えなかったことに注目してください。それでは、TU #9以降のインターセプトがどうなったのか見てみましょう。

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    この例では、選手がパスをインターセプトしてボールを奪い返すために無理のない範囲で全力を尽くした結果、ボールをコントロールできるようになったことが分かります。

    ドリブングラウンダーパスの精度

    TU #9では、次の変更が行われています。

    • パスを出す選手がディフェンダーのプレッシャーを受けていない状況で、前方にいる味方へのグラウンダーのドリブンパスの精度が向上しました。

    この変更によって「FIFA 23」のドリブンパスの仕組みが根本的に変わるわけではありませんが、素早く攻撃を仕掛けたい場合に、少しだけ素早く攻め上がれることを可能にするものとなります。さらに、この変更により、ドリブングラウンダーパスがよりリアルになり、現実世界のパスに近くなりました。

    ここで、TU #9以前にディフェンダーのプレッシャーを受けずにドリブングラウンダーパスを出したとき、ボールの軌道として起こりうるものを100回分示します。

    それではTU #9適用後の同じパスを見てみましょう。

    ボールの軌道のグループが少し狭くなっていることに注目してください。このタイプのパスの安定性が高まり、選手のビルドアップの選択肢が増えています。繰り返しになりますが、この変更は、前方にいるチームメイトに対して行われるドリブングラウンダーパスに適用され、ボールを持っている選手がディフェンダーのプレッシャーを受けない場合に限られます。他の状況でのドリブンパスには、この変更の影響はありません。

    タックル、プッシュプル

    TU #9では、次の変更が行われています。

    • タックル要求時に、守備をする選手がタックルを行うかプッシュプルを行うかの判定ロジックを改善しました。

    状況に応じて、審判が許容する範囲内で守備の選手が体をぶつけてボールを奪いたい場合もあれば、すぐにタックルを狙いたい場合もあります。今回の変更により、プッシュプルが最適でない状況において、タックルに重点が置かれるようになりました。この変更の目的は、ボールを奪い返すことができるプレイヤーがタックルを使いやすくすること、そして高速チェイス中など、適切に体をぶつけた場合のメリットをしっかりと確保することです。

    誤解のないように言うと、この変更でタックルがプッシュプルに代わるわけではありません。2つのシステムが以前よりも現実に近い形で機能するようになったということです。タックルをタイミングよく使えるプレイヤーが、この変更を活用してくれることを期待しています。

    ナックルボールのパワーシュート

    TU #9では、次の変更が行われています。

    • パワーシュート要求時にナックルボールになる確率がわずかに上昇しました。

    パワーシュートとナックルボールシュートは成功した場合、タイミングによって試合に大きな影響を与える可能性があります。パワーショットを攻撃の強力な選択肢とし続けるために、シュートを打つ選手がこれを打てる際にナックルボールシュートがわずかに多く生じるように調整しました。

    ここでは成功したナックルボールのパワーショットの例と、起こり得るその軌道をご覧ください。

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    このディープダイブでは、タイトルアップデート #9のゲームプレイアップデートを取り上げました。お読みくださりありがとうございます。これらの変更点を楽しんでいただければ幸いです。フィードバックもお待ちしています。

    - Goran Popovic、Keegan Sabatino、Derrick Freedman、Rory Hilson、Shaun Pejic、およびEA SPORTS FIFAチーム

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