NBAプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに選出された「NBA LIVE 18」のゴラン・ドラギッチ選手のようにプレイする方法
ジェームズ・ハーデン、ビクター・オラディポ、デマー・デローザン、レブロン・ジェームズ、ルイス・ウィリアムズ、ゴラン・ドラギッチに共通するものは何でしょうか？答えは、全員、このシーズン中に2度以上NBAプレイヤー・オブ・ザ・ウィーク賞を獲得している、です。今や、ドラギッチやウィリアムズのような思いがけないスターが、このシーズンの賞をさらに獲得する勢いで、ケビン・デュラントやラッセル・ウェストブルック、先週の受賞者であるステフィン・カリーといった実力を備えたスーパースターよりもうまくやっています。この2人のプレイヤーはNBAオールスターゲームに一度も出たことがありませんから、これはなかなかの功績です。3週で2つ目のウェスタン・カンファレンスPOTW賞を故郷にもたらしたスイート・ルーは感謝に値しますし、常に過小評価されているドラギッチはEA Sports 「NBA LIVE」プレイヤー・オブ・ザ・ウィークに輝きました。
ヒートファンの皆さん、ドラギッチは大事にすべき選手ですよ。選手人生のほとんどの間、ファンやGM（ゼネラルマネージャー）といった人々にひどく疑問視されてきたドラギッチですが、彼は今やレブロン以来初めて、ワンシーズンでプレイヤー・オブ・ザ・ウィーク賞を複数回獲得したマイアミ・ヒート選手となりました。それもシーズンをたっぷり残して。こうした活躍の結果、ドラギッチは、レブロンが率いるキャバリアーズとたった2ゲーム差で、ヒートをイーストのトップ4へと導きました。先週、マイアミはイーストで第2位の座にあるトロント・ラプターズを打ち負かしたほか、ミルウォーキー・バックスとインディアナ・ペイサーズの優れた2チームにも勝ちました。この期間、ドラギッチはゲーム当たり、平均で23ポイント、6リバウンド、5アシストを記録しました。
NBA史上、スロベニア出身の選手は10人います。そのうちの2人は姓がドラギッチです（そう、ゴランと彼の兄弟ゾランですね)。この10人について少し詳しく見てみましょう。リーグで500以上の試合に出たことがある選手はたった3人です。― 兄ゴラン、彼の宿敵サーシャ・ブヤチッチ（2人の猛烈なライバル意識は血まみれの鼻と、互いの母親についての荒々しい口論に発展したほど）、13シーズンの間に断続的に8チームに所属したNBAジャーニーマン（渡り鳥）ことベイノ・ウードリッヒ。ドラギッチはスロベニア出身中、史上最高のバスケットボール選手となったと言っても過言ではないでしょう。
ドラギッチの試合について少し触れますね。ドラギッチは、オフェンスをリードするだけでなく、数々の優れた能力を持つ選手です。フィールドからのシュート率50%、ダウンタウンからのシュート率46%を以て、彼は効率の良いスコアラーになりかけています。ドラギッチは、彼にとって特別な日々となった週で、キャリアハイの12リバウンドも掴みました。多くの人に危ぶまれながらも、彼は着々と上達しています。レブロンとドウェイン・ウェイドが離脱したうえ、クリス・ボッシュが不運な健康問題を抱えてしまったため、マイアミはスターになれそうな選手を探し求めてきました。ドラギッチは、今、積極的に立ち向かっています。
ドラギッチのようにプレイする方法
「NBA LIVE」で、自分の選手にプレイスタイルとしてポイントシューターを選択すると、ドラギッチのゲームを再現できます。このスタイルを選択すると、3PTシュート能力、パススキル、アンクルブレイクハンドルを即座に取得できます。ゴランはこれらを最も得意としていますが、他のスキルも信じがたいほど優れています。彼のミッドレンジと、混戦時ショットとドリブルからのプルアップシュートの両方をこなす能力をゲームに加えると、最もダイナミックな選手を手に入れます。現実世界のバスケと同じく、アシストをたくさんつけると、ドラゴンの得点能力がぐんと上がります。これは、ディフェンスがドラゴンの距離シュートを警戒しているので、さほど無理することなく突入してシュートできるようになるためです。
ドラギッチは、彼の最初の4シーズンで合計8試合にスタメン出場しました。直近の7試合では、途中からの出場となったのはたった1度です。これは偶然ではありません。体のでかさ、強さ、スキルのどれもチームで一番優れているわけではないが、試合の方法だけは知っているという選手がいるものです。アメフトにはこういう選手が常にいますよね。たとえば、ドラフト1位に指名されるほどの才能はなく、単に1選手として存在している小柄なクォーターバックといった。ドラギッチはNBAでのそのような存在と言えます。経験豊かなベテランであるドラギッチは試合に対する直観力があるため、リードガードとしての居場所を見つけました。
マイアミ・ヒートの試合を観るとき、寄せ集めのグループという印象を受けます。NBAファンは普通、マイアミ・ヒートのスタメンのジャージの背中を凝視しても、彼らの名前をスラスラ挙げることはできないはずです。しかしこのチームは、自分の役割がよくわかっている選手たちによる最も危険なオフェンスを堂々と見せてくれました。ドラギッチは実際コートにいる間、オフェンス効率（オフェンスがどの程度良かったかを示す解析値）121.1を叩きだすのに貢献しました。彼が抜けた状態でのチームの効率は92.9にすぎません。
ハッサン・ホワイトサイドと、プレイヤー・オブ・ザ・ウィークを獲得するのにアイソレーションを使う必要すらないスーパースターのおかげで、ヒートは揺るぎない状態を維持できています。ドラギッチはけんか腰で試合をするチームを抱え、毎晩模範を示しながらリードしています。フェニックスでスティーブ・ナッシュをバックアップして以来、ドラギッチは大いに成長しました。
どんなストーリーをお持ちであれ、「NBA LIVE」の「The One」で再現できますよ。選手の中には逆境にいどんで打ち勝つというタイプがいますが、ドラギッチはこの典型です。次に「NBA LIVE 18」をプレイするときには、バスケについての実践知識を使ってゲームを攻略し、相手より優位に立ちましょう。
- Rahul Lal
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