光栄です。これは、今チーム全員にとって最も重要な言葉です。皆さんが私たちに見せてくださった溢れんばかりの支援は、本当に光栄なことです。「Star Wars™：スコードロン」の制作にあたっては、チームは特異なビジョンを持っていました。新しいゲームでスターファイターを操縦し、素晴らしい体験ができるようにしたい、というのがそのビジョンでした。先駆者による名作ゲームを尊重し、プレイヤーの皆様に持てる全てを提供できるような、素晴らしいパッケージをまずはお届けしたいと私たちは考えていました。
しかし皆様にゲームをお見せした際の反応は、我々が期待していたよりずっと大きなものでした。リリース後も、ますます反響は高まりばかりで、我々はちょっとしたおまけコンテンツの制作を始めずにはいられませんでした。
この素晴らしいコミュニティへの感謝の証として、ホリデーシーズンを通してスコードロン用に2つの無料コンテンツアップデートに取り組んでいます。今日、このことをお知らせできてとても嬉しく思います。そして、おそらくこれが最も重要なことですが、そのコンテンツは皆様のフィードバックや要望から非常に大きな刺激を得て作成されるのです。
説明しましょう。
最初のアップデートはver3.0へのアップデートの一部として、今月、11月25日に予定されています。その際、追加の修正、バランス変更、調整も行われます。完全な詳細はリリースノートに記載されていますが、目玉となるのはゲームに追加される新マップと新パーツです！
マルチプレイヤーに新たなマップが追加されます！最初のプロローグミッションに登場したフォスター・ヘイヴンは一人用ストーリーモードのファンに人気で、マルチプレイヤー化の要望もあったロケーションです。今回のアップデートでは、このマップがフリートバトルとドッグファイトモードに追加されます。
二つの星の光の下、宇宙の人里離れた無法地帯に位置するこのマップは、ストーリーモードに対応するものとしてアップデートされており、他の6つのマップに匹敵する新たな体験を提供します。銀河内乱の激動期を舞台にしたスコードロンのプロローグでは、フォスター・ヘイヴンは密輸業者や海賊が集まる孤立した交易ステーションとなっていました。オルデラン難民の貨物ドックを調査するために、そこにヘリックス中隊が派遣されました。
そして4年後、フォスター・ヘイヴンの住人は帝国と新共和国のどちらも信用することなく、自身の基地に少々の改良を施しました。混雑した造船所をかいくぐるか、開けた場所に出て戦い抜きましょう。
この最初のアップデートでは、4つの新パーツが登場します。ファイターとボマーについては、ブーストエクステンションキットが使用できます。キットを使用するとスターファイターにフルブーストがかかります。使用後は時間と共にリチャージされ、再度使用することができます。これにより、ファイター、ボマーのスターファイターは新たな方法で戦闘のペースを変えることができるようになります。例えば、うまくすればドッグファイトの流れを変えたり、旗艦との交戦から脱出したりすることも可能です。
次に、インターセプターとファイターは、主力艦や旗艦を相手に(安定したエイムであればスターファイターに対しても)より強力な援護を行えるようにする予定です。この2つのクラスは従来のロケット弾と異なる、 イオンロケットを装備することができるようになります。ヒットアウェイ攻撃を仕掛けて敵のシールドをはがす場合に最適です。イオンロケットの速度は通常のロケットの半分ですが、通常のロケット弾を含め、他のパーツと同時に使用することができます。機を伺い、最高の戦果を上げましょう。
また、ボマーと(弾薬数が半分になった)ファイターは、試作型貫通魚雷が使用できるようになります。これは主力艦を落とすための新たな戦術となります。他の魚雷よりも全体的なダメージは低くなりますが、この魚雷は主力艦と旗艦のシールドを通過する性能を持っているため、シールドを破壊する前に敵の旗艦サブシステムに打撃を与えるのにうってつけです。
そしてもちろん、Uウイングとタイ・リーパーのことも忘れることはできません。敵の主力艦、旗艦を攻略する際、Uウイングとタイ・リーパーは対物質ロケット・タレットを使って味方を援護できるようになりました。このタレットは敵スターファイターをターゲットにできませんが、旗艦のサブシステム、主力艦、さらに敵の援護艦隊からのタレットやその他の設置型アイテムを攻撃するのに最適です。
それだけではありません！
12月にはこれまでで最もご要望の多かったコンテンツの幾つかを提供します。ホリデーシーズンのアップデート4.0では最後に、素敵な感謝のギフトをお届けいたします。3.0と同様、バグ修正やその他の変更も含まれています。詳細は全て、それぞれのリリースノートで説明されています。
そうです。2つの新しいスターファイターが追加されます！新共和国と銀河帝国のそれぞれにおいて、あなたの中隊をより完全なものにすることができるでしょう。まずは新共和国のハンガーに何が配備されたか確認してみましょう。
(「エピソード6」で見られるような、Bウイングの異なる外見パターンも用意されています。)
「ブレイド・ウィング」プロトタイプとしてモン・カラマリのエンジニア、クアリーにより設計され、ヘラ・シンドゥーラの将軍の指導により精巧に調整された A/SF-01 Bウイング・スターファイターが、今回のアップデートで新共和国の艦隊に加わります。
当然、その敵となる陣営には、Bウイングに対応する機体があります。華麗な軍事戦術家の大提督スローンとサイナー・フリート・システムズ社の意向により、タイ/D「ディフェンダー」多目的スターファイターが帝国海軍に加わります。
この2種類のスターファイターは、当然ながらゲームの目的に応じてバランスが取られているものの、強力でかつ象徴的な機体です。Bウイングはボマークラスのスターファイターとして、タイ・ディフェンダーはファイターとして分類され、それぞれの陣営とクラスに関連するパーツを使用することができますが、皆さまの期待通り、それぞれの機体独自の要素も搭載されています。例えば、B ウイングのジャイロ・コックピットや旋回翼、タイ・ディフェンダーのシールドといったものです。
これらの機能といくつかの独自パーツは、各クラス・各陣営における他のスターファイターとの差別化に寄与しますが、デフォルトでは極端に強力にならないようにしています。BウイングでなくYウイングを選んだ方が良いという判断も、タイ・ディフェンダーでなくタイ・ファイターを選んだ方が良いという判断もあり得ますし、その逆も然りです。それぞれのプレイスタイルや、対処すべき状況次第ということです。
そしてもちろん、(ザ・チャイルドの装飾品は別ですが)ゲームへ追加してほしいとの要望が他の何よりも多く寄せられていたものがあります。カスタムマッチです！コミュニティ主催のトーナメントが開催されようとしていると聞いた時、我々は非常な興奮を味わいました。そして何らかの形で実装しなければならない要素だと気付いたのです。
カスタムマッチでは、両チームにそれぞれ1-5人のプレイヤーが参加します。ドッグファイトとフリートバトルの両モードで、(今ある)7つのマップ全てから選択してプレイできます。その他にも、カスタマイズ可能な追加の制限や変更が用意されます。例えば、装甲/シールド/ダメージの調整、主力艦の体力の変更、特定のスターファイターの制限、その他遊び方をカスタムすることに役立つツールなどが含まれます。さらに、フレンドが作成したプライベートマッチや、見知らぬ人が作ったパブリックマッチを検索できる、カスタムマッチサーバー用ブラウザも用意されています。
何度も言うようですが、このゲームはチームにとって情熱的なプロジェクトでした。そしてコミュニティがこのゲームに対して、同じように情熱を注いでくれるのを見るのは、私たちにとってとても大切なことなのです。このパイロット・ブリーフィングを締めくくるにあたって、クリエイティブディレクターのイアン・フレイザーの思いをお聞きください。
初期のころから、スコードロンは私たちのチームにとってやりがいのある仕事でした。少数の開発者たちで始めたプロジェクトでしたが、皆、他のゲームに登場したXウイングやタイ・ファイターについて子どものころの懐かしい思い出を持っており、それを題材に新しいものを生み出すことができました。
ゲームの発売以来、世界中のプレイヤーがお気に入りのスターファイターのコックピットに乗り、フリートバトルに没頭し、コミュニティを通して自分だけの中隊を構築するのを見ることは素晴らしい喜びをもたらしてくれました。そして全体として「Star Wars」の宇宙戦闘への純粋な愛を共有することができたおかげで、我々は開始当初からこのプロジェクトを推進する情熱を得ることができたのです。
皆さまの精力的な支援のおかげで、スコードロンを上に記したようにさらに発展させることができます。これ以上の喜びはありません。私が特に刺激的だと思うのはカスタムマッチの機能です。というのもコミュニティの皆さまがより深くゲームを自らの物とし、長い間に渡って独自の体験を作ることができるようになるからです。
私たちに信頼を寄せていただきありがとうございます。スコードロンのコミュニティに参加してくれたことにも感謝を。そして、フィードバックを通してゲームをより良いものにする手助けをしてくれたことにもお礼を言わせてください。特に、発売前からサポートしてくださった皆さまには非常に感謝しています。あなたたちの支援のお陰で、このクールな新しい要素の数々を考えだすためのスタートダッシュを切ることが出来ました。これは非常な助けになりました。ではまた。星々のかなたでお会いしましょう！
—イアン
ふむ、あれ以上うまく言うことはできなさそうだ。イアンにセリフを盗まれたから、いつもよりも特別なやり方で締めくくるとしよう。…
フォースと共にあらんことを。