• 「SUPER MEGA BASEBALL 4」が日本にデビュー 「Super Mega Baseball 4」が日本でシリーズデビューを果たし、声優による吹き替えなどが実装されます。

    「Super Mega Baseball」シリーズ史上初めて、日本市場へと完全に拡張しました。日本は世界最大かつ情熱的な野球マーケットの一つです。メニュー、吹き替え、ゲーム内テキストなどが完全に翻訳されます。日本のファンの皆さんにとって野球がどれほどの意味を持つのかは私たちも理解しております。そこで、真の「Super Mega Baseball」体験を提供するために必要なものをすべてご提供したいと考えました。

    このプロジェクトの最も重要な部分は、吹き替え用のスクリプトであり、実況や色による実況解説など多くのラインが用意されています。開発チームは英語の台本と、日本の観客に合ったスイートスポットを探すために懸命に取り組む必要がありました。目標は、アメリカン・ベースボールという独特なテーマを維持するために、ゲームのオリジナルの味を可能な限り保つことでした。皆さんがアメリカの野球文化に馴染みがあることは知っています。なので、同じことや類似するものを維持することに問題はありませんでしたが、コツは調整に必要なものを見つけ出すことでした。

    意外なことに、最も難しい決断の一つは「食」でした。アメリカの野球場では食べ物は大体どこも一緒です。ホットドッグやポップコーン、ソーダなど、日本の野球ファンなら知っているようなことです。通常、日本のスタジアムではナチョスを売っていませんが、アメリカのスタジアムの定番なので、それを変更したくはありませんでした。しかし、いくつかの地域的なアイテムは、実に厄介でした。最も際立っていたものは何でしょう?それは豚の皮です。これは、チームにとって特にユニークな課題でした。吹き替えを通して製品の説明方法を試みたり、または製品を完全に変更する?最終的に、開発チームは豚の皮の代わりに、塩辛い、持ち運び可能なスナックであるビーフジャーキーに切り替えました。ビーフジャーキーに変えても、ユーモアや文脈はさほど失われないと考えたのです。

    そこで開発チームは「Super Mega Baseball 4」を別の言語に翻訳する際の重要なポイントの1つである「ユーモア」について考えてみました。本作が他の野球ゲームと違うのは、ゲームプレイが非常にリアルで没入感がある一方で、「Super Mega Baseball」は、ほどよく不真面目なぐらいカジュアルなところが魅力です。幸い、野球に関するユーモアの多くは、野球ファンの間では全世界共通です。そのため、シリーズの特徴であるユーモアが翻訳によって失われてしまうことはありませんでした。

    しかし、野球用語やジョークは翻訳できますが、スラングやカジュアルな言い回しは独特の難しさがありました。たとえば審判が「ストライク!」と発することを「コール」と言いますが、このコールを「電話をかける」ほうのコールとかけたりするダジャレのセリフなどがあります。ですが、これは日本語に直訳しても面白くありません。この場合はジョークを直訳するよりも、文脈のほうが重要となります。しかし、開発チームはジョークや野球に関する表現は、なるべくオリジナルに近いニュアンスで翻訳することを選びました。

    最終的にローカライズ作業として、1000以上のセリフを含む、約5万語の吹き替え台本を翻訳しました。それだけでなく、シリーズファンの皆様には妥協することなく良いものを届けたいと思い、スタジアム内の看板や背景テキストなども翻訳しています。

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