EA Studiosが「米国で最高の職場」のひとつに選ばれました。

GamesIndustry.bizが、2022年の「米国で最高の職場」（Best Places to Work Awards）の受賞者を発表し、EAスタジオの3社が受賞したことをお知らせします。Respawn Entertainment(エーペックスレジェンズ)とMaxis(The Sims 4)は、ゲーム業界屈指の優良大手企業として認められ、Respawnに関しては2年連続の受賞でした!また、Industrial Toys(バトルフィールド・モバイル)は健康と福祉賞(Health and Wellbeing Award)を受賞し、さらに教育賞、環境賞にもノミネートされました。 

今回の受賞の理由を尋ねると、各スタジオとも「多様性」を推進しているからだと挙げています。「Maxisには4つのコアバリューがあります」と、バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのCatharina Lavers Malletは言います。「それらは、協働して創造すること、包括性を支持すること、自らに挑戦すること、そして正当であることです。これにより、多様な人材を引き付けることができるので、新たな視点が生まれます」とのこと。

Respawnでも、オペレーション担当のバイスプレジデントDaniel Suarezも同様のアプローチについて詳しく説明しています。「社員にはクリエイティブなリスクが取れる権限を与えています」と彼は言います。「私たちはチームに自主性を持たせ、好きなように実験して面白さを探究させています。そして、情熱的と好奇心旺盛、かつ包括的なチームメンバーを惹きつけることを最優先し、オープンでインクルーシブな文化を会社全体に根付かせることを目指しています」

Industrial Toysが三部門でノミネートされたのは、ひとつの焦点の異なる側面を表していると、創業者のCEO兼スタジオ統括マネージャーであるAlex Seropianは述べています。「これらの価値観は、好奇心旺盛で他人を思いやる社内文化を表しています」と彼は語ります。「そして、私たちのスタジオは常に新しいことに挑戦している、学びの多い組織だと思います。私は常に多様なチームを作ってきました。そうすることで、素晴らしい化学反応が起こるのです」

ここ数年「職場」の概念は変化しており、これらのスタジオも時代に合わせて変化しています。「チームには柔軟性が必要で、それがあらゆる決断の原動力になっています」とSuarezは語ります。「そして、自宅からリモートで2年間働いた結果、我々は自宅勤務のほうがより生産的であることがわかりました。私たちがチームを大事にケアすると、彼らもプレイヤーたちをケアしてくれるのは明らかです」

Maxisも同様にオープンな姿勢で仕事に取り組んでいます。「私たちの基本理念の一つは、アイデアはどこからでも生まれるということです」とMalletは言います。「大事なのは、誰もが気持ちよくコラボできるようにすることです。なぜなら、プレイヤーの方々はいつも我々が予想もしないようなことを思いつくからです!そのため、プレイヤーがやりたいことを実現するためのアイデアは、どんどん出していったほうが良いのです」

コロナウイルスによるパンデミックは従業員の健康に前例のない課題を提示しており、Industrial Toysの健康と福祉賞(Health and Wellbeing Award)を、より特別なものとしています。「会社と従業員の関係は変わりました」とSeropianは言います。「従来の働き方は、会社が社員に仕事を与えて、その代わり、社員は会社に時間を与えるといったものでした。しかし、私たちは従業員をチームメイトとして扱います。なぜならば、会社というチームを動かすのは人々だからです」

これらの賞が受賞できたのは、これらのスタジオを運営する情熱的な人々のおかげです。Maxis、Respawn、Industrial Toys、そして他の受賞者やノミネートされた方々、おめでとうございます! 

受賞歴のあるチームに参加したい場合は、Maxis、Respawn、Industrial Toysの募集要項をご覧ください。