SSXの特徴的な地形紹介ブログ#1 ― フィンガー、キャニオン、クレバス

来春発売予定の人気スノーボードアクション最新作『SSX』について、アート・ディレクターのデイブ・テイラーによる解説シリーズをお届けします。まず は、制作チームがゲームの舞台となる地形を「SSX的に」改良するために作り出した特徴的な地形について説明します。周囲に溶け込んで見分けにくくなって いますが、これらの地形を見きわめてそれぞれに合わせた攻め方をしないと、勝負に勝つことはできません。今回はデイブがコンセプトアートを元にフィン ガー、キャニオン、クレバスの3種類の地形とその攻め方について語ります。究極のハイスコアを目指すなら必見です！

フィンガー:  自然は時に、まずから障害物レースのコースを作ってしまいます。このようなコースに挑めるのは真のパイオニアだけでしょう。このようなコースに挑みたいなら、覚悟を決める必要があります。極限まで磨きぬいたジャンプの精度が試され、ふさわしくない者には恐ろしい運命が待っています。もちろん、上級者なら自然の作り出したこの地形を利用して未知なる領域に足を踏み入れることができます。その姿は人々の憧れの的になるでしょう！　また、この場所はトリックやグラインドを連続で決めるのに最高の舞台となります。初心者がこの場所を迂回するのをよそに、上級者は格の違いを見せつけましょう。

キャニオン:  母なる自然が作り出したこの偉大な地形は、イーベル・ニーベルを一躍有名にし、今も同じように栄光を求める世界の怖いもの知らずたちが集まってきます。我々は世界の大きな穴がプレイヤーに与えてくれるチャンスを最大限に生かしたいと考えました。気軽に楽しみたいライダーは岩が積み重なる谷底を、頭上の岩をドッジで避けたり深いバンクをトリックで乗り越えたりしながら進めるでしょう。上級者なら、危険な崖の上を進みながらベストなタイミングで谷を飛び越えることで、ハイスコアを狙うことができます。レースでは、谷底のルートも崖の上のルートもそれぞれの特徴に応じた戦略が要求されます。ただし、時には山を下りるルートが1本しかないこともあるので、ルート選びは慎重に！

クレバス:  勇気を出してクレバスに飛び込み、狭い谷底に降りた方がいい場面もあります。ウィングスーツの性能を試してみたいプレイヤーには、絶好のショートカットになるでしょう！　ただし、クレバスの底での滑降は簡単ではないのでご注意を。最新の注意を払い、先にある岩をいち早く見つけること、地上に戻るチャンスを見逃さないこと。そうすれば、タイムやポイントで、ライバルをグッと引き離すことができます。こういったコースは危険がつきもの。勇気を出して！