• 開発者の声:「NBA LIVE 19」のコートバトル 「NBA LIVE 19」に実装される、新コートバトルシステムについてご紹介

    創造性とプライド、それが「NBA LIVE」シリーズの核となるテーマです。プレイスタイルや外見はもちろん、試合の運び方を通してもユーザーは自分を表現できます。「NBA LIVE 19」開発チームはこれらのテーマを取り入れ、まったく新しいコートバトルモードという高みにたどり着きました。

    コートバトルを作るに至ったインスピレーションや、どのようにしてEAに入社したのかなど、プロデューサーのChristian McLeodに話を聞いてみました。

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    EA:「NBA LIVE」について話を聞く前に、経歴について聞かせてください。EAに入社してどのくらいですか?また、あなたの仕事内容は?

    Christian McLeod:現在、勤続約7年です。はじめは医者になるつもりで勉強していましたが、昔からEA SPORTSゲームに対して熱い情熱を持っていました。「NCAA Football」や「Madden NFL」、「NHL」シリーズ、そしてもちろん「NBA LIVE」もです。軽い気持ちで、スポーツゲームの報道機関であるOperation Sportsの契約ライターに応募してみたんです。私の情熱を追いつつ、化学工学業界での日々の仕事も続けました。

    数年経って、良い人々との出会いに恵まれたこともあり「NCAA Football」の解説デザイナーとしてEAに雇われました。その後「Madden NFL」チームに移り4年間仕事をし、1年ほど前にプロデューサーとして「NBA LIVE」のチームに加わりました。仕事は、Female Create-A-PlayerThe ONE、ONE Court、コートバトルなどのモード関連のすべてに携わりました。

    完璧なキャリアアップですね!まだ知らない方のために、コートバトルについて説明してもらえますか?

    (笑う)コートバトルは、「NBA LIVE 19」から追加される新モード、非同期のオンラインモードです。ユーザーは他ユーザーが作った、AI操作チームと対戦し、優位に立って報酬を得ようとするわけですが、もちろん、ユーザー自身が作ったチームやコートも他ユーザーから防衛しなければなりません。

    このモードでは、ユーザーは自分のコートを作るんです。コートの名前、コートの場所、コートに置くグラフィックス等、さまざまな種類から外見を選び、さらにコートの防衛ルールを設定します。毎日初ログイン時に、3つのルールがランダムで選ばれ、ユーザーはそこからルールを選びます。

    ユーザーが選択できるルールにはどんなものがあるんですか?

    シンプルなゲームはもちろん、ダンクだけをカウントするルールもあります。例えば、面白いルールで「アウトサイドイン」というのがありますが、通常の3PTシュートは4PT、ジャンパーは3PT、レイアップは2PT、ダンクは1PTの加点になります。

    ルールを選んだ後は、ディフェンスのラインアップを選びます。コートバトルモードでは報酬として選手を獲得できますが、ProAmモードでも選手を獲得できます。このProAmモードはワールドツアーモードとして、さまざまな選手を獲得しつつ、世界中を旅しながら試合に挑みます。ワールドツアーで仲間になった選手は、コートバトルモードでもチームに加えることができます。獲得した選手たちを防衛ラインアップしたり、ユーザーが設定したルールに合わせて、防衛ラインアップを選択するのもいいですね。

    ルールとラインアップの良い組み合わせとして、何か例などありますか?

    先ほどあげたアウトサイドインのルールでは、シュートを得意とする選手を選択するのがいいでしょう。

    「アタッカーハンディキャップ」と呼ばれる追加条件もあるのですが、これによりユーザーのコートに挑戦する全ての相手にラインアップの制限を設けることができます。つまりアウトサイドインルールに追加して、アタッカーハンディキャップも使うと、相手が最低センターを2人スターティングラインアップに入れなくてはチャレンジができないといった条件にする事が可能です。

    もちろん、ゲームプランの設定も忘れずに。チームのAI設定は非常に重要ですから。

    たくさんありますね。

    そうですね、ユーザーには他ユーザーのコートに挑戦し、世界中のコートの制覇を目指してもらいます。ある一定期間をキャンペーンと呼びますが、キャンペーン中に制覇できたコートが多ければ多いほど、報酬も豪華になります。

    世界中のすべてのユーザーがお互いに対して同じチャレンジを行うので、ユーザー全員が自身の防衛ラインアップとコートルールを設定しなければなりません。オフェンスとディフェンスを同時に行う、言わばタワーディフェンスのようなモードです。

    コートバトルは、対戦での激しく競い合うさまざまなチャレンジと違うので、皆さんにぜひお勧めしたいモードです。

    開発中にコートバトルの調整やテストを行ってきた中で、一番お気に入りのルールセットは何ですか?

    私はピストンズが「バッドボーイズ」と呼ばれていた時代に育ったので、「ハンマー・ザ・ボール・ダウン・ロー」のプレイスタイルが大好きです。一番好きなのは「インサイドアウト」モード、先ほどお話したアウトサイドインとは対照的なルールです。

    インサイドアウトでは、ラインの外からシュートするよりも、ゴールに近い位置でシュートするほうが多くポイントが加算されます。80年代のバスケットボールのスタイルを思い出させますね。また、ラインアップの観点から見ると、長身の選手をたくさん加える必要があります。アキーム・オラジュワンやシャキール・オニールは是非選びたい選手です。今のNBAも大好きなんですが、原点に帰る事もたまには良いですよ。

    今までの「NBA LIVE」とは大きく異なる印象を受けます。「NBA LIVE 19」に新モードを入れようと思ったきっかけは何でしたか?

    私たちは常に、創造力の筋肉をほぐし、変わったことをしようと努めてきました。私たちデザインチームとプロデューサーたちは、既に公開されているモバイル版の大ファンで、モバイル版から多くのインスピレーションを得ました。

    昨年の「The One」には多くのカスタマイズ要素がありましたが、今回もそれがテーマのようですね。

    チームの編成に自由を与え、自分を表現できる、素早く楽しい体験をユーザーに提供したかったんです。シリーズの核となる柱は、創造の自由。私たちは他ユーザーがユーザーのコートに挑戦したり、ユーザーが自コートで美的センスを光らせ、ルールとアタッカーハンディキャップ、ラインアップを組み合わせて、他のユーザーが考えないような、ユニークなコート作りを経験してほしいと思いました。ユーザーの個性を形にした夢のコートが挑戦者を待ち受け、挑戦者は他ユーザーの夢にチャレンジする仕組みです。

    私たちは昨年「NBA LIVE」コミュニティのドラマチックな成長を目の当たりにしました。私たちはこれからも全速力で、コミュニティーの勢いに負けたいよう取り組みたいと考えています。「NBA LIVE」では常に新しいことに挑戦していますが、ゲームを手に取って頂いたユーザーの皆さんが、どのようにゲームを楽しんでくれるか、今から待ち遠しいです。

     

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