突げぇぇき! 「バトルフィールド 1」のゲームに突撃する馬たち
「バトルフィールド 1」で第一次世界大戦を舞台にすることを決めた時点で、ゲームに馬を登場させなければならないことは明らかでした。 多くの前線で馬が重要な役割を果たしていただけでなく、この時代を真に特徴づける要素のひとつでもあったからです。 第一次世界大戦では古い世界と新しい世界が真っ向から激突しました。 戦車や航空機と騎馬が戦場で対決する様以上に、それを強く感じられる場面はありません。
馬は「バトルフィールド 1」において特別な存在です。 戦車のような防御力はありませんが、依然として近接戦闘で十分に活躍することができます。 その速度と敏捷性により、敵を踏み倒したり、騎兵がサーベルで斬りつけたりするなどの攻撃が可能です。 あるいは距離を取って戦いたければ、馬上から射撃可能な中射程の強力なライフルを使いこなす選択肢もあります。
馬はグレネードを使った対ビークル戦闘でも力を発揮します。足の遅い車両の周囲を走り回りながら、爆発物を投げて、その進行を妨害します。 また馬には機動性のある一種の補給拠点としての役割もあり、攻撃に使えるだけでなく、鞍袋から味方に弾薬や包帯を配り、チームの継戦能力を高めることができます。
馬は大きな標的となるので、敵に近づくことは危険をはらみます。馬に騎乗している兵士よりもはるかに大きなライフを持ちますが、無敵ではありません。ですが、常に高速で移動し続けることが、戦術として極めて役に立つことになるでしょう。
出撃時の装備画面で馬から出撃したり、戦場で見つけた馬に乗ったりすることで、騎乗時に使える武器やガジェットのセットにアクセスできるようになります。 もちろん、他のビークルの場合と同様に、徒歩で戦う方が好みならば、馬を降りて戦うことも可能です。(ただし、こっそり近づいた敵に馬を奪われる危険はあります。) しかし、どれだけビークルと共通する要素があっても、馬に乗って走る感覚はビークルとは異なります。 開発チームでは、馬がオートバイの親戚ではなく、文字通り「馬」に感じられるように、多くの時間をかけて調整してきました。
「バトルフィールド 1」で馬を導入してわかった面白い点として、我々の多くが馬とビークルの挙動に差異を思い描いているということがあります。 車でスピードを上げて下が谷になっている崖を飛び出そうとすれば、当然、そのまま宙に投げ出されますが、馬で同じことをした場合、馬は恐れを感じて、先に進むことを拒否するとイメージしているのです。 いかに忠実で勇敢な馬でも、明らかな死に向かって飛び出すことはないだろうと。
我々が想定する馬が自律行動を取る状況を特定するために、プログラミングやアニメーション、サウンド、アート、デザインなどの各観点から、多くのリサーチが行われました。 「バトルフィールド 1」の中で、危険に近づいた際に、馬がリアルな行動を取るようにさせたかったのです。 馬は浅い水の中には入りますが、大海原へ泳ぎだすようなまねはしません。 障害物に向けてギャロップしたなら、それを避けるか、飛び越えるかしようとします。 馬は生き物としての個性を感じさせ、ゲームの世界の中の出来事に反応を示します。 戦場に向けて馬を駆るとき、心が通じ合っているように感じてもらえることが私たちの願いです。
「バトルフィールド 1 Open Beta」では、ぜひ新しく登場した「騎兵」兵科を試していただければと思います。 「バトルフィールド 1」の発売予定日は10月21日(「Deluxe Edition(先行志願者向け)」*を予約された場合は10月18日)。皆さんにゲームの中で騎兵突撃を体験していただける時が楽しみです。
いくつかの条件と制限が適用されます。日本での配信日時は異なる場合があります。 詳しくはwww.battlefield.com/disclaimersをご覧ください。