「Battlefield V」: 武器の専門技能システム
メインウェポンの1つの専門技能ツリーを使って銃のアップグレードを紹介します。
「Battlefield V」の武器はいずれもシンプルな方針に基づき作られています。武器はどれもバランスが取れ、それぞれに異なる個性があり、使って楽しく、そして初心者からベテランに至るまで習熟できる何か備えていることです。
これは武器の専門技能システムでも変わりません。このシステムについて初耳であれば、メインウェポンを様々な特性で改良できる仕組みです。戦闘で武器を使うことで、ゲーム内通貨である「中隊コイン」を獲得し、それを使うことで、各種専門技能をアンロックできます。一番最初のアンロックから、プレイヤーには選択肢が用意されています。選択のそれぞれに長所と短所があり、よく考えて専門技能のツリーを進めていかなくてはなりません。
武器ごとに物語が生まれ、皆さん自身が進む道を選択するのです。専門技能により異なる武器の扱いが学べるだけではありません。一つをマスターしたなら、異なる設定を試し、新しいチャレンジに挑むことができるのです。
また、「Battlefield V」の初心者である場合は、専門技能システムの存在によって、ベテランプレイヤーに対して不利に感じることはないとお知らせしておきます。各兵科1種ずつ計4種の初期武器で、専門技能が最初からアンロックされているからです。この初期武器は最初ランク0から始まります。ランク4に達すると、前に戻って設定を再度選びなおすことができます。
ビジュアルカスタマイズの多くが武器の性能を変えないように、ほとんどの武器の特化(専門技能)は武器の見た目を変えません。ただし、後者には例外があります。 例えば、Suomi KP/-31で拡張マガジンの特化を選択すると、より大型のマガジンが銃に取り付けられ、自分でも周りでも、それを目で確認できるようになります。
ビークルにも特化が存在します。第二次世界大戦を象徴する戦車を取り上げたビークルの専門技能に関する記事をお読みください。
過去シリーズからの変更点
「バトルフィールド 3」や「バトルフィールド 4」などのタイトルでは、各種アタッチメントで武器の性能を非常に数多くのパターンで変化させることができました。今回、私たちは量より質を選択しました。専門技能のシステムは、数は少ないものの、より直感的にわかりやすくなっています。私たちのゴールは各武器にできる限りの個性と深みを与えることです。
「バトルフィールド 4」では、武器における最適のアタッチメント構成は2、3パターンしかありませんでした。誰もが同じフォアグリップ、同じアタッチメントで戦う結果となっていたのです。コミュニティーの意見に耳を傾けた結果、私たちは、武器のカスタマイズにおいて、「見た目」の要素と「ゲームプレイ」の要素を分けることにしました。これにより、「Battlefield V」では、武器の特化を極めることが、特定の武器の見た目に結び付けられることがなくなります。
実際の例:EMPの専門技能ツリー
専門技能システムがどのように機能するか紹介するため、銃の一つ「EMP」を例に挙げます。「Battlefield V」で発売と共に登場する全武器、ビークル、ガジェットを紹介した記事をご覧になっていれば、EMPがSMGにカテゴライズされた、近距離戦向けの銃とわかるはずです。
上の画像でわかる通り、EMPには8つの専門技能項目があり、8経路でツリーを進められます。ゲーム内の他のメインウェポンでも似た形となります。「Battlefield V」オープンベータに参加していれば、オープンベータでは4経路しかなかったことを覚えているかもしれません。選択肢を増やすため製品版ではこれが拡張されています。
「Battlefield V」の他の多くの武器同様に、左側の4つの特化項目はEMPを近接戦に特化させます。つまり、腰撃ちと連射速度の強化です。画像内右側の4つの特化項目は、中~長距離での性能を強化します。反動の軽減とエイム時の性能強化です。どちらか片方をすべて選択する道もあれば、両方の列から少しずつを選択する道もあります。どう選ぶかはプレイヤー次第です。
どの選択肢にもメリットがありますが、場合によってデメリットが含まれることもあります。2つの専門技能のうちどちらかを選ぶということは、もう片方の恩恵を得られなくなることとも同義です。特化の効果はダメージ、命中精度、腰撃ちなどの性能メーターで視覚化されます。
EMPの専門技能ツリーの左側から見ていきましょう。
スリングスイベル: EMPとサブウェポンの持ち替えを早くします。戦闘中、EMPをリロードする間がないときなどに効果を発揮するでしょう。通常0.75秒のサブウェポンへの持ち替えが0.65秒になることで、一瞬の勝負を制することができます。また、ダッシュ後に素早く撃てるようにもなります。
強化グリップ: 腰撃ちでの基本命中精度を高めます。腰撃ちがもたらす拡散が25%軽減され、また射程が33%伸びます。
アクション研磨: 腰撃ちの命中精度悪化を軽減し、EMPの命中精度が保たれる時間がやや伸びます。 腰撃ちでの命中精度悪化が約40%軽減されるでしょう。
リコイルバッファー: EMPの射撃時のブレが小さくなります。縦反動が20%軽減されます。
右側のツリーでは、エイム時(ADSとも呼ばれる)の性能に関わる専門技能が得られます。
高速エイム: EMPでADSのズームへの移行が早まります。エイム状態への移行に通常の200msかかるところが133msになります。
カスタムストック:命中精度を高めます。エイムしながら移動した際の拡散が33%軽減されます。
軽量ストック: エイム時にコーナーからのぞき込む際の速度が向上します。ADSでの動きが60%速くなるでしょう。
バレルベディング: ADSでの拡散が75%減少します。連射での精度がやや長持ちするようになり、追加のヘッドショットなどを狙いやすくなるでしょう。
再特化と新しいチャレンジ:特化から始まる新たなプレイ
専門技能ツリーは武器の性能を把握する手段となります。そしてツリーの進行を完了して武器をマスターしたら、そこで終わりなのでしょうか?幸い、マスターした先にさらなるチャレンジが待ち受けます。武器の特化をやり直して、新しい選択肢を試し、さまざまな状況に対するバリエーションを模索することができるのです。
また、専門技能ツリーを完了することで、武器ごとのスペシャル任務を始めることもできます。このゲーム内チャレンジをクリアしていくことで武器で使える各種のユニークなビジュアル用アイテムをアンロックできます。連続するチャレンジをすべてマスターし、黄金に輝く最終ゴールへとたどり着いてください。
–武器デザイナーJulian SchimekとゲームデザイナーClaes Fornellの協力の元、Jonas Elfvingが記事をまとめました
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Xbox One、PlayStation®4、PCで人類史上最大の戦争を体験せよ。11月9日、Origin Access Premierで製品版のプレイを開始、またはEA AccessとOrigin Accessの先行試用版でプレイを始めよう(※2)。11月15日、「Battlefield™ V Deluxe Edition」先行志願者特典による先行アクセス開始。「Battlefield™ V Standard Edition」でのプレイは11月20日からスタート。
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今回紹介された「Battlefield V」 のコンテンツやシステムについては、製品版の発売までに内容が変更される可能性があることにご注意ください。